DATA
身長 | 55m |
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体重 | 25000t |
概要
1954年の初代ゴジラの後、日本にたびたび上陸しているゴジラ。
成長しきっていない個体という設定があり、頭身は低く目は大きい。
背鰭は燃え盛る炎のような形となっている。
熱線放出時の発光している背鰭は高熱となり、ケーブルを焼き切るほどの熱量。
オルガ戦では、全身をオレンジ色に発光させて放つ熱攻撃をしていたが、体内放射なのか放射熱線なのか、或いはバーニング化に近い技なのかは不明。書籍などにより解釈が分かれている。
その細胞内には強力な再生力を有する「オルガナイザーG1」という物質が存在していることが明らかになっているが、このオルガナイザーG1はゴジラ以外には制御できず、他の生物がこれを取り込むと予期せぬ突然変異が誘発されることになる。
(オルガナイザーは細胞内小器官を意味する「オルガネラ」からの造語と思われる)
知能も高いのか、オルガが口を開いた際には自分から口内に入り内側から吹き飛ばすといった行動もしている。
人間の作り出すエネルギーを憎んでおり、原子力発電所などを積極的に狙う性質がある。
劇中での動向
ある日の夜、北海道根室市に上陸し、発電所をはじめとした都市部を壊滅させ、次に茨城県東海村に出現して原発襲撃を試みるが、突如目の前に現れたミレニアンのUFOからの奇襲を受けて撤退を余儀なくされてしまう。
後にその時のリベンジを果たすためミレニアンが占拠する東京都に上陸、ミレニアンのUFOに攻撃をしかけるも、向こうの念動力攻撃に翻弄されて一時的に動きを止められ、その隙に体内のOG1を奪われてしまうが、姿を現したミレニアンは取り込んだOG1を制御できずオルガという怪獣に変化、今度はそのオルガとの直接対決に突入する。
オルガのトリッキーな戦法に苦戦しつつも、最後はゴジラを直接吸収せんと自分を飲み込もうとしたオルガを体内から吹き飛ばして勝利。その後、UFO対策本部の眼前まで接近し、ゴジラ抹殺に執念を燃やす片桐を殺害するが、なおも怒りは収まらず、新宿を熱線で蹂躙するところで映画は終了する。