ユニコーン(DQ)
ゆにこーん
初登場は『ドラゴンクエストⅥ』。
一般にイメージされる「額に1本角を生やした馬」のモンスター。
元々は聖獣だったが、魔王に操られて人を襲うようになった。そのツノには傷ついたものを癒すと言われている聖なるチカラが宿っているという。
通常攻撃のほかに、「ホイミ」を使って回復したり相手を突き飛ばして馬車に戻して戦闘終了まで戦線離脱させてきたりしてくる。倒すとまれにかしこさのたねを落とすことがある。主にホルストック周辺と洗礼のほこら(DS版では洗礼の洞窟)に出現する。
スーパーファミコン版では結構躍動感あるグラフィックをしていたのだが、待機中もモーションのあるニンテンドーDS版では、流石にずっと躍動感あるポーズで止まっているのは不自然と判断されたのか、オークマン系とかくとうパンサー系と共にグラフィックが変更された。
記念すべき初代『テリーのワンダーランド』から登場。
優秀なヒーラーである事から序盤のおススメ配合モンスターとして認知されており、獣系とスライム系の基本配合でベロゴンが作成でき、そいつとスライム系の特殊配合でユニコーンが作成できるため、やろうと思えば「たびだちのとびら」の通常野生個体だけで作成できる。パーティが十分育つまでシナリオを進めたくない慎重派にはこうしたやり方も選択肢に入る。
「ホイミ」「ザオラル」「キアリー」を覚えるが、『キャラバンハート』では「キアリー」の代わりにザキ系を覚えるように。
その後は長らく欠席していたものの、『テリーのワンダーランド3D』でも相変わらずのヒーラーとして登場。所持スキルが「HP回復」で、特性に「回復のコツ」「自動MP回復」+25で「ときどきインテ」、+50で「光のはどう」を覚える。
攻撃力・守備力が低い分、MP・素早さ・賢さはかなり高く、賢さは1000で究極化すると1200にも達し、時々インテが発動すれば賢さはなんと2000になる。
魔獣系の位階配合の最上位なので、適当に配合していればそのうちこいつに行き着く。ユニコーンを配合素材として使う場合は、コスモファントムとの配合でオルゴ・デミーラ(ヒト型)、モヒカントとの配合でキングレオが生み出せる(ユニコーンではなくバッファロンでも可。
ただ「しれんの扉」でパオームを2匹スカウトして配合することでも作れるため、大抵はオルゴ・デミーラになるだろう。ちなみにコスモファントムも悪魔系の位階配合最上位なので適当に配合していればそのうち行き着く。
『イルとルカの不思議なふしぎな鍵』ではCランクに下がり、マポレーナに最上位種の座を明け渡した(前作では配合で作れないモンスターだった)。
特殊配合ではグリズリーとベホマスライムをそれぞれ2体ずつ配合することで作ることが可能。尤も位階配合でも作ることは可能だが。
なお、『ドラゴンクエストⅩ』のモンスターが多く登場している『ジョーカー3』にはレジェンドホーンとトワイライトメアを引き連れて続投。馬繋がりか、本作では黒竜丸のモデルの使い回しとなっている。
- レジェンドホーン
元々は悠久の時を生きる伝説の聖獣だが、魔王に操られたことによって理性を失い凶暴な魔物になっている。天馬の塔を縄張りにしており、通常攻撃以外にツノで突き出して攻撃してきたり、かまいたちで攻撃したりしてくる。ユニコーン同様、まれにかしこさのたねを落とすことがある。
- しれんその3
洗礼のほこら(DS版では洗礼の洞窟)で洗礼を受けるために試練を与えてくるモンスター。ユニコーンと同じ外見をしている。2段階ローテーションかつ完全2回行動のうえに、通常攻撃のほかにルカナンやマホターンを唱えてきたり、角を突き出す強化攻撃や相手全体にいなずまを放ってくる。ユニコーンとレジェンドホーン同様、かしこさのたねをたまに落とす。
- いっかくじゅう
『キャラバンハート』で登場する敵専用モンスター。見た目はユニコーンと全く同じで、てんかいじゅうのお供として出現する。
- トワイライトメア
『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』に登場。
夢の世界を駆ける幻の一角獣で、本来は悪夢を消し去り幻想的な夢を与える聖獣だが、その幻想にとらわれて目覚めなくなる者も多いという。「白くかがやく光」と「ベホマズン」を覚える。
メスの好みにうるさいらしい。