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兵種:マージナイト

CV:利根健太朗(ヒーローズ)


概要編集

グランベル帝国のフリージ公爵家に仕える将軍。フリージ公女でもある北トラキア王国のイシュタル王女率いる魔法騎士団ゲルプリッターの副官。彼女が幼い頃から守役を務め、ゲーム中で会話はないものの常に傍でその身を守ってきた。フリージ家を興した「聖戦士トードの再来」と謳われる程の実力を持ち、同僚のケンプフから一方的にライバル視されているが、作中では顔を合わせないまま終わる。同じ軍人の道に進んだ妹のオルエンからは一途に慕われている。


しかし、トラキア解放戦争を通じて世界の実状を知った妹にリーフ王子率いる反乱軍へと去られた(進め方によっては消息不明になるかケンプフに処刑される)上、「イシュタルを見る目が気に食わん」とユリウス皇子から殺意を向けられ、長年の側近の身を案じたイシュタルに守役の任を解かれてしまい、自身への妬みが原因で妹と主君に背を向けられる羽目になった。妹への心残りから本国に戻らず北トラキアの辺境に留まり、再会できるかはプレイヤー次第である。


クラスはマージナイトファイアーエムブレムシリーズの伝統の一つ、顔がいいのに仲間にならないキャラ。

連続・突撃・待ち伏せ・大盾という豊富なスキルを持ち、再行動率・ステータスも文句なしのパラメータ。しかも登場する22章では、敵全軍の命中率と回避率を30パーセント増加させる指揮レベル10の天才軍師サイアスも参戦し、自軍の軍師アウグストからは最も苦戦するだろうと警告される。自軍フェイズの待ち伏せ+兄妹専用の連続攻撃魔法ダイムサンダは脅威。


一方で敵同士でありながらオルエンに支援効果を与え、妹の成長を祝福してイシュタルから下賜された愛用の聖なる剣を譲り、決して自分からはオルエンを攻撃しない。

ラインハルトを攻略するには会話後、聖なる剣を装備したオルエンで攻撃するか、状態異常の杖で無力化するしかない。スリープが手っ取り早い。いくらラインハルトから攻撃してこないといってもオルエンから攻撃すれば反撃を受け、オルエンを育てていないと確実に返り討ちにあうので注意。


ファイアーエムブレムヒーローズ編集


雷神の右腕 ラインハルト編集

【お仕事】FEヒーローズ 『ラインハルト』Reinhart & Ishtar


属性
兵種魔法/騎馬
武器ダイムサンダ(専用)
奥義烈雷
B待ち伏せ3
C騎刃の紋章

2017年3月からオルエンと共に登場。

青属性の魔道士として登場し、本作でも騎馬の魔道士として参加。

流石に原作のぶっ壊れっぷりはなりを潜めてはいるが本作屈指のぶっ壊れユニット


理由としてはやはり彼の代名詞「ダイムサンダ」。

原作と違い、二回攻撃で速さ-5の勇者系特有のデメリットがあるが、自身から攻撃時は反撃を挟まず連続攻撃ができるため非常に強力。

彼の素の攻撃が高いため「ダイムサンダ」自体の低い攻撃力を補えてしまい、移動力が最大の騎馬ゆえ先手を仕掛けやすく武器の長所を最大限生かすことが可能なうえ、騎馬の攻撃と速さを+6にする「騎刃の鼓舞」の恩恵も受けられるといたれりつくせり。


追加当時から異常な強さでユーザーを驚かせていたが、それに輪をかけたのがスキル継承の解禁。


自身から攻撃時に攻撃力に補正が入る「鬼神の一撃3(4)」を継承させることで元より高い攻撃力がさらに上昇し(当然2回攻撃なので効果も実質2倍)、鬼神の一撃を継承するだけで有利が付く赤属性はもちろん、優劣が付かない同属性や無属性に加え不利が付く緑属性ですら倒しきれる事もある。


ただ、ラインハルト自身のステータス合計は全キャラクター中のワースト2という低さ。特に速さはダイムサンダ装備時には18とアーダンに次ぐ低さなのでほぼ全キャラから追撃を受けてしまう。受けに回ると非常に弱い。

一応、守備魔防もそこそこあり、そこそこの攻撃なら多少は耐えられるのだが、攻撃が高かったり、まして緑属性だったりするとまず耐えられない。


あまりの暴れっぷりとヒーローズのイメージ画像(オールバック)から、ファンからはヤクザの愛称で親しまれている。ヒーローズでの活躍で大きく知名度を上げたのか、第2回英雄総選挙では男性部門第5位にランクインした。そしてホームガイドと呼ばれたミッションで最初に貰える無料配布星5キャラにもなっており、ヒーローズの主人公とも言われ始め、本作で彼を知った海外勢からも非常に人気が高い。

また、原作のゲーム中にはない彼の挨拶「突然の来訪、どうかお許しいただきたい。」を捩って「突然の○○、どうかお許しいただきたい。」という定型分(テンプレ)が誕生した(使用例「突然のダイムサンダ、どうかお許しいただきたい」)


このように非常に強力なユニットなので「さぞお高いのでしょう…?」と思いきや、なんと彼はガチャから☆4で登場してくれる。

ダイムサンダは☆5に覚醒させなければ使用できないが、排出率の変動もあり☆4は最も排出率が高い事も有り微課金ユーザーの頼もしい味方でもある。しかも2018年4月10日にレアリティが変更され、低レアでの排出キャラとなった。もはやバーゲンセールもいいところである。


しかしインフレによって魔防と火力も備えてるスルトナギ。バフ無効と反撃に強いカイネギスフォデス。ダメージ軽減効果を持つ総選挙アイク総選挙カムイセイロス等初期の頃よりも安心は出来なくなっており、ラインハルト以上のユニットが増えているのは事実である。


2021年3月から神装英雄に抜擢。妹に続いてアスク王国の衣装を身に纏った。恐ろしいことに神装は能力も底上げされるので攻撃面も強化されている。


雷神の剣 ラインハルト編集

【お仕事】FEヒーローズ 『ラインハルト』


属性
兵種剣/騎馬
武器マスターソード(専用)
奥義大盾
A鬼神の一撃3
B待ち伏せ3
C攻撃守備の紋章2

2018月4月から登場。

総選挙で実装されたキャラを除くと、恒常で2人目が登場するのは追憶エイリーク・邪竜ルフレ・聖騎士クロムに次ぐ4、5人目。

伝承英雄を含めるともうちょっと増えるが、どちらにせよ総選挙と超英雄以外で2人目が実装されるのは他が(妹を除き)全員主役であるため、原作では最強クラスとはいえ脇役であったキャラの待遇としては、まさに破格。彼のヒーローズでの人気によるものと言えるだろう。


通常版とステータスを比べると速さ以外上回った。


専用武器「マスターソード」は「勇者の剣+」の上位互換。お馴染み2回攻撃である勇者の剣に対し、こちらは受けからでも2回攻撃が発動するため、青魔版ではダイムサンダと噛み合っていなかった自前の「待ち伏せ」とも相性抜群だが、「切り返し」を継承させて4回攻撃を狙うのも面白い。

もちろん攻めでも問題なく2回攻撃可能で、こちらは鬼神の一撃によって高い火力を発揮出来る。

だが、青魔ラインハルトが強力なのは攻めに全特化した性能と移動力3・射程2と言う攻撃範囲の広さであり、射程1の為どうしても相手に接近することを余儀なくされるこちらは並み程度の耐久が祟って攻撃の高さを活かす前に落とされかねない。

ポテンシャル自体は十分に高いので雑に強い青魔版とは違い、プレイヤーの運用やスキル継承が重要となるユニットと言える。


2021年2月のアップデートで錬成武器対象に。効果自体に変化はないが特殊錬成効果は敵のHPが半分以上の時は自分の攻撃+5で敵は-5。そして自分から攻撃した時、敵は追撃不可になる。これで攻め性能が格段と上がる新たな個性を得た。


雷撃のロンド ラインハルト編集


属性
兵種魔法/飛行
武器ヴァフスルーズニル(専用)
補助踊る
A鬼神の一撃3
B魔防の封印3
C攻撃の相互鼓舞

2019年9月からラインハルト初の超英雄。レギュラー2種と違い馬ではなくドラゴンで踊り子となっている。


通常版とステータスを比べると得意の攻撃が上がり、苦手な速さはさらに下がった。


専用武器はダイムサンダと全く同じ。


しかし、いつもの鬼神の一撃3と魔防の封印を持ってきているのでやはりサポート型であっても攻撃に参加できる。

また緑魔飛行という兵種には高速型のニノや2種特効のミカヤ、魔防特化のユンヌ、鈍足の攻撃特化型としてもより攻撃の高いレーヴァテインがいて競合が激しいため、兼ね合いに注意。2回攻撃武器や再行動という差別化点を生かしたいところ。


トードの再来 ラインハルト(魔器英雄)編集

属性
兵種魔法/騎馬
武器魔器・雷公の書(魔器)
奥義月虹
A雷神の右腕(専用)
B速さ魔防の遠影4
C守備魔防の紫煙3

2024年1月から魔器英雄として約3年半ぶりに登場。


通常版とステータスを比べると攻撃がかなり上がり…超苦手な速さがなんと45と超大幅増量。


魔器・雷公の書はキラー武器効果と自分のHPが25%以上の時は戦闘中、全ステータス+5かつ奥義カウント変動量+1と敵の速さ魔防のバフ無効かつ見切り追撃効果。誰でも活躍出来る魔器プルメリアと正反対に速さ特化の武器効果となっている。


専用Aスキル「雷神の右腕」は自分のHPが25%以上の時は戦闘中、全ステータス+7かつ攻撃の15%分ダメージに加算しつつ自分から攻撃した時のみ最初に受けるダメージを50%軽減して移動前と移動後のマス距離が2以上の場合は二回攻撃。今までと違い、二回攻撃が条件付きとなってしまうが攻撃面が大幅に強化。


遠影系のグレードアップ版が登場。デバフ数値が-4に増えて再移動が「残り、最低1」に強化し、固定ダメージ7が追加。ダメージ量と必ず再移動が出来るようになった。


余談編集

ヒーローズでの原作再現の大活躍、初心者ミッションでの配布から「ヒーローズの主人公」とネタにされているが、上述の通り原作では敵ユニットの一人でしかない上に、主人公はアルフォンスである。


しかしヒーローズでのインパクトから座談会で利根健太朗氏が呼ばれ、様々な無茶振りダイムサンダを披露。しかも第5回からはサブMCにも抜擢されておりフェーニックス局長から弄られながら座談会を盛り上げている。


更になんと新規コンテンツ英雄決闘の解説役という役割まで果たすことに。

名実共にヒーローズで名を馳せたキャラクターとなった。


関連タグ編集

ファイアーエムブレム トラキア776 ラインハルト

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