概要
1927年にデビット・カレン・ロックオーラが創業した会社。
英語表記は「Rock-Ola Manufacturing Corporation」で、初期の名前は「ロック・オーラ スケールカンパニー」(1932年に改名)。
主力製品はジュークボックスで40万台以上を生産しているが、他にもスロットマシンやピンボール、パーキングメーターや家具、コイン投入式の野球盤のようなエレメカや秤なども製造していた。
第二次世界大戦が勃発すると、M1カービン銃製造の元請け会社の一つとなった。大戦中に製造されたカービン銃全体からすると3.7%ほどの生産量であるが、それ故にロック・オーラ製のM1カービンは希少価値が高いとされる。
1980年代にはアーケードゲームの販売にも着手。ただし、自社オリジナルは少なく、ヒット作も「ニブラー」くらいであり、あとはシネマトロニクスやSNKなどのビデオゲームのライセンス販売が多い。
1992年に、会社は「アンティーク アパラタス社」に売却され、更に2019年にイギリスの企業に買収されるが、以降もジュークボックスにはロック・オーラのブランド名が使われ続けている。
主な販売アーケードゲーム
アーマーアタック(シネマトロニクス社製品のライセンス販売)
EYES(Techstar社製品のライセンス販売)
QB-3
スターキャッスル(シネマトロニクス社製品のライセンス販売)
パイオニアバルーン(SNK製品のライセンス販売)
ファンタジー(SNK製品のライセンス販売)
マーメイド(サンリツ電気製品「ヨットマン」のライセンス販売)
マッチョマウス(Techstar社製品のライセンス販売)
LEVERS