概要
デュエルターミナルに登場したテーマカード。
光属性で統一された侵略生物のサイクル。属するモンスターはすべて爬虫類族であり、アルファベット順に26種類存在する。
ワームとは本来、芋虫やミミズ、手足の無いドラゴンのような幻獣等々を意味する単語だが、OCGでこのカテゴリーに属するモンスターは何れも既存の生物種を逸したような、爬虫類族とは名ばかりの異形そのものの怪物ばかりであり、それ故に敬遠されるのもしばしば。
OCGでの性能もそれなりに高く、世界大会入賞の実績も持ち合わせる。エクシーズ、ペンデュラム、リンク等の新召喚方法導入や高速化が進んだ現在では、さすがにカテゴリーとしての力不足は否めなくなりつつあるが、今も尚カウンター罠主体のパーミッションデッキ等に出張しているカードが幾つか見られる。
一方で、下位モンスターの大半がリバース効果持ちのため、エレキンモグラやドリルロイドなどの「裏守備モンスターに攻撃した場合ダメージ計算を行わないで破壊する」 効果持ちに極端に弱いのが難点。
pixivにおいては『ワーム(=虫)』なのもあってか、R-18のイラストも多い。
爬虫類族以外のワーム
遊戯王OCGではこのカテゴリに存在するモンスター以外にも、ワームと名の付くカードが多く存在する。
ただし、ワームに関する効果を持つカードは「『ワーム』と名の付いた爬虫類族モンスター」と指定している為、DNA改造手術などを使わない限りこの上記のワームとは関係ない。
このカテゴリ以外でワームと名の付くカードは昆虫族モンスター(ちなみに、多くがデッキ破壊に関する効果を持っている)が多いが、他にも《ハック・ワーム》(機械族)、《邪悪なるワーム・ビースト》(獣族)、《ワーム・ホール》(通常魔法)等がある。
アニメの遊戯王5D'sにおいては、ルドガー・ゴドウィンに操られた牛尾哲が昆虫族のワームと名の付いたモンスターを、遊戯王VRAINSではファウストも昆虫族の【電動蟲(モーターワーム)】を使用していた。
一覧
通常モンスター
ワームドレイク ※地属性だが爬虫類族で、下記のカルタロス等の効果の恩恵を受けられる。
効果モンスター
融合モンスター
関連タグ
エーリアン(遊戯王):似て非なるカテゴリー。