地理
地理
北は瀬戸内海に面し、南側は讃岐山脈で徳島県三好市の県境に接する。
多度津駅より松山・高知方面では唯一、予讃線及び土讃線非電化区間を通る唯一の市だが、鉄道では双方の地区をつなぐ路線は存在しない。
又、高松琴平電気鉄道も通っていない。
隣接自治体では、善通寺市、観音寺市、仲多度郡多度津町、琴平町、まんのう町、徳島県三好市、三好郡東みよし町。
交通
交通
四国八十八箇所
四国八十八箇所
四国八十八箇所(お遍路)では、徳島県三好市(旧・池田町)ノロウチ(野呂内集落)にある66番札所雲辺寺から入るルートをとる。この寺、本堂等の寺機能は徳島側にあるが敷地や一体的に運営されている施設の一部は三豊市にかかっている県境(国境)の寺であり、これが理由で八十八箇所では「讃岐の寺」とされている。特に参拝に利用される雲辺寺ロープウェーは三豊市側にある。この寺が八十八箇所巡礼における「涅槃の道場」の始まりとなる。
雲辺寺を讃岐(三豊市)側に降りると麓に四国別格二十霊場16番萩原寺が、田園地帯のど真ん中に67版大興寺がある。大興寺を越えると一旦観音寺市の神恵院・観音寺(68番・69番)を回る事になるが、それを越えると再び三豊市に入り70番本山寺と71番弥谷寺を越え、善通寺市の72番曼荼羅寺(あるいは津島ノ宮駅を抜けて、多度津町にある別格18番海岸寺)へ向かう事になる。
つまり八十八箇所巡礼における三豊市は南国市・高知市・高松市同様に順礼路が分割されており二つのエリアに分かれているので御注意。