プロフィール
概要
大阪桐蔭高校から2002年に埼玉西武ライオンズ入団。主に三塁、一塁を守っている。「ライオンズの長距離砲」として、ホームランを量産している。愛称は「おかわり君」。
2008年・2009年には「本塁打王」を2年連続で受賞。2009年には「打点王」を受賞している。
2011年はほとんどの選手が統一球で苦しむ中、一人別次元の48ホームランで「本塁打王」と「打点王」を受賞した。
2013年は怪我に苦しみ4本塁打に終わった。
2014年も故障で開幕を二軍で迎えたが、34本塁打でエルネスト・メヒアと共に2012年以来の本塁打王を獲得した。
2015年7月24日の北海道日本ハムファイターズ戦で通算1000本安打と300本塁打を同時に達成。同年8月9日のオリックス・バファローズ戦で通算16本目の満塁本塁打を達成し、王貞治の所持していた満塁本塁打の日本記録を更新した。その後も満塁本塁打をよく打ち、2021年8月22日のオリックス戦で22本となった。通算本塁打全体に占める割合も19.7本であり、王の57.9本、「満塁男」と呼ばれた駒田徳広(元巨人、横浜)の15.0本よりも高い。
2019年7月20日で通算400本塁打を達成し、同年9月4日には通算3000塁打も達成した(いずれもオリックス戦で3000塁打は満塁本塁打で達成)。
2020年8月26日で通算1500本安打を達成し、同年9月24日には本拠地(西武ドーム~メットライフドーム)での通算200本塁打も達成した(いずれも日本ハム戦)。
2023年8月9日で球団新記録となる通算1038得点を達成した。
更に同年には歴代最多三振を記録。プロ選手としてのプレー期間が長く、打席に立った回数も多いという2つの条件を満たさなければ実現できない鉄人の記録である。
同期で同学年、同じ関西出身の栗山巧とは”骨牙コンビ”」と呼ばれている(2017年の球団が作成した選手ポスターでの「真獅子の、骨と牙」が由来)。ちなみに、FA宣言などで他球団に流出する選手が多い中で栗山とともに20年以上もライオンズに在籍し続けている。当然のことながら生え抜き最年長である。
エピソード
只の力だけの選手ではなく、若い頃は50mを6.3秒で走り抜けた。また、ベテランになってもトスバッティングで何度も連続してノーバウンドで投げ手に緩く打ち返す技術を持っている。
2012年シーズンから何度か限界説が囁かれ、野球ファンから愛称の「おかわり君」を捩って「おわり君」と蔑称される時期もあったが、そのたびに限界説を打ち破ったことで「おわり君」という蔑称自体を実力で廃れさせている。
NPBでは珍しく、女遊びの噂が一切無い人物としても認知されている。
また、恩義や義理に厚い西武一筋の選手としても広く知られ、西武屈指の好感度選手としても名高い。