概要
あらすじ
ウルトラマンネクサスとダークメフィストの激闘からしばらくたったころ、根来甚蔵はスペースビーストの存在、そして姫矢准がネクサスに変身する場面を写真に収めていた。
しかし、そのことを嗅ぎ付けたメモリーポリスによって根来は記憶操作を受けてしまい、クトゥーラによる失踪事件も新型ウイルスが原因として、またしても真実は闇に葬られた。
一方、地球解放機構TLTはナイトレイダーに対しネクサスの正体が姫矢であることを知りながら隠していたとして緊急査問会を開いていた。これまでの闘いを説明するなかで、姫矢の戦いを回想する孤門。なぜ、姫矢は孤門に自分の正体を明かしたのかという質問に、孤門は姫矢が自分のことを信用してくれたのだと思うと返した。
さらに、孤門はその場で西条凪副の両親が、彼女が幼いころにスペースビーストによって殺害されていたことを知る。凪が激しくスペースビーストを憎む理由を初めて理解した孤門は、溝呂木眞也に利用され死んだ斎田リコを失った自分と重ねた。
ネクサスはメフィストと共に消滅したが、孤門は姫矢の最後のメッセージを受け取っていたことを明かし、彼は今でもどこかで生きていると信じていた。そして査問会は終了する。
松永要一郎は、孤門が言っていた「光は絆。誰かに受け継がれ再び輝く」という言葉が気にかかっていた。そして彼は「ザ・ネクスト」という巨人に変身した男がいたことを語る。しかしそのデータは消去済みと言われた松永は「忘却の海レーテ」と口にする。査問委員は「それはトップシークレットだ、迂闊に口にするべきではない」と険しい表情を見せて立ち去る。
するとそこに吉良沢優が現れた。先の闘いでクトゥーラを倒し、ネクサスを復活させたウルティメイトバニッシャーのデータがバックアップ含めすべて削除されているというのだった。
決して一枚岩とは言えず、不安定な状態のTLT内部にスパイが紛れ込んでいるのではないかと疑う吉良沢。
やがて、新たなスペースビースト・グランテラが出現した。ナイトレイダーが出撃するが、なんとそこに消えたはずのウルトラマンネクサスが現れる。ネクサスはこれまでの形態とはことなる青い形態、ジュネッスブルーへと変身した。
果たしてこのネクサスは一体何者か?