八栗駅
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やくりえき
香川県高松市にある高松琴平電気鉄道の駅。
八栗ケーブル八栗登山口駅や庵治石で有名な牟礼町や庵治町への最寄り駅であり、駅の敷地には庵治石のオブジェが飾られている。
四国八十八箇所番外霊場(同時に讃岐三十三観音霊場2番)である洲崎寺の最寄り駅。この寺には四国八十八箇所巡礼を整理して庶民へと広めた「遍路の父」真念法師の墓がある。
また王墓(おうはか)と呼ばれる古墳(上円下方墳)がある。この古墳は讃岐国造(讃岐公・酒部公・讃岐和気氏)の始祖とされる神櫛皇子(景行天皇皇子)の墓とされ宮内庁の管理下(景行天皇皇子神櫛王墓治定地)にある。
JR高徳線にも八栗口駅という似た駅があるが、当駅と近いのは古高松南駅であり、八栗ケーブル八栗登山口駅へは当駅や古高松南駅の方が近い。
また志度線における八栗寺の徒歩最寄り駅は当駅ではなく八栗新道駅(JR高徳線なら讃岐牟礼駅)である。
ただし八栗寺の最至近駅は八栗ケーブルの八栗山上駅。なので結果的に八栗ケーブル線との連絡駅である八栗駅が事実上の最寄り駅として扱われているのが常となっている。
なお、本来の最寄り駅であるはずの八栗新道駅や讃岐牟礼駅が通常、八栗寺の最寄りと見なされないのは、この駅の周辺が観光客に来られても困るガチの住宅地である(地域の中高一貫校も在している)ため。
とてもあたりまえだが、八栗寺目的でこれらの駅を利用する場合は駅周辺在住の地域住民に迷惑にならないよう、心がけましょう。
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