概要
古見さんは、コミュ症です。と銀河英雄伝説のコラボ作品。
「古見さん×銀英伝」。「古見さんは、コミュ症「提督」です。」と複数呼び方があるが、正しくは前者がタグ。後者が題名である(ニコニコ静画では前者が題名になることもある)。
「古見さんは、コミュ症です。銀河英雄伝説」
「古見さん×銀英伝pixiv」と検索すると早い。
学園モノと宇宙戦争・歴史モノ(スペースオペラ)という掛け離れたジャンルを持った作品同士であるが、共通点はある。
「沈黙提督」と呼ばれる銀河帝国軍軍人アイゼナッハ提督と、「コミュ症」という症状をもつ主人公・古見硝子が同じ無口だという点(ただし性格やコミュニケーション方法の取り方は異なる)。
また古見さんに登場する「アマンジテ・アス」という某心理戦ゲームに似たゲームソフトの舞台も宇宙空間、宇宙船であった。
どちらの陣営が似合う?
銀河英雄伝説は専制君主の銀河帝国と共和主義の旗を掲げる自由惑星同盟との宇宙戦争を描いた小説作品である。
従って個性豊かで、自由気ままな性格を持つ古見さん達が自由と民主主義を大義とする自由惑星同盟に付くのは自然であろう。
銀河帝国軍側に付いた場合。友達から君主と配下という主従関係(絶対服従)が構築されてしまい。下手をすればラインハルト・フォン・ローエングラムとジークフリード・キルヒアイスような末路を迎える可能性がある。
もっと視野を広げるなら帝国軍には女性司令官も女性兵士も存在しないため彼女達の居場所すらない(そもそもゲルマン系しかいない銀河帝国に、日系人がいる自体矛盾している)。その点ではマイナスポイント。プラスポイントは帝国軍が優勢であるということ。
一方自由惑星同盟では女性兵士もいて、ヤン・ウェンリーの第13艦隊(ヤン艦隊)のようにそれぞれの個性・能力に適した戦い方ができる点ではプラスポイント。マイナスポイントは政治家達の保身の道具されたり、無能な上層部によって行動力を制限されてしまう点である。あと同盟軍が劣勢であるということ。
いずれにせよ。女性司令官の登場は銀河連邦。銀河帝国、自由惑星同盟でも前例がないため、両勢力の提督達を動揺させることは間違いないであろう。
なお、古見さん達とは対照的に、彼女の弟・古見笑介と只野君の妹・只野瞳が帝国軍側に付き。それぞれの兄弟同士が敵になるというパターンや、中々思春初めて他のキャラ達に帝国軍の軍服を着ていても違和感がないので、帝国軍は似合わないという訳ではない。
第16艦隊(コミ艦隊)
宇宙世紀時代。古見さん達が自由惑星同盟領イタン星と呼ばれる架空惑星に住んでいるという世界線。
神々の黄昏作戦にともない、古見さんが第16艦隊(通称・コミ艦隊)を率いてイタン星域会戦にて帝国軍と奮戦するという内容。
時系列、所属、乗艦、階級を詳細に記載されているため、古見さん×銀英伝を詳しく知りたい方は第16艦隊(コミ艦隊)を参照。
共通共演者
声優陣のほとんどを起用した事で、銀河声優伝説という異名を誇っていたが、2021年~2022年時点ではその声優達も大御所、ベテランと称され、多くが諸事情と高齢を理由に第一線を後退。または引退。鬼籍に入るなどで世代交代を迎えていた。
古見さんに主演した声優陣のほとんどが20~30代の若手であったが、銀英伝に出演経験のある声優が少なくとも4人いる。いずれも50~60代のレジェンド声優であった。
(なお、古見結子役の滝沢久美子氏は第2期放送期間中(2022年4月7日~6月23日)
の6月11日に死去している。
古見さんは、コミュ症です。 | 銀河英雄伝説 | |
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日髙のり子 | ナレーション | エレーゼ |
滝沢久美子 | 古見結子 |
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富沢美智恵 | 教頭 | エルフリーデ・フォン・コールラウシュ |
星野充昭 | 古見将賀 |
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