概要
装甲騎兵ボトムズと銀河英雄伝説は、どちらも星間国家同士の宇宙艦隊による戦争が舞台背景となっており、どちらも百年以上戦争を続けている。
- 銀河英雄伝説は、銀河帝国と自由惑星同盟の戦争がダゴン星域会戦以来150年近くつづき、本編最後でようやく戦争が終わる。
- 装甲騎兵ボトムズは本編第1話の時点でギルガメス軍とバララント軍の間には休戦協定が結ばれたが、最終話(『機甲猟兵メロウリンク』の最終話含む)のあたりで戦争が再開され、そこから32年後の『赫奕たる異端』の時点でも戦争が続いている。
ボトムズの主人公キリコ・キュービィーはあくまで一兵卒(第1話時点では曹長)であるうえ、本編中ではほぼ脱走兵や傭兵などの社会のはみ出し者的な立ち位置であり続けており、歴史の表舞台に立って戦争の流れを変え得る立場ではない。
逆に、銀河英雄伝説の主人公であるラインハルト・フォン・ローエングラムとヤン・ウェンリーはどちらも銀河の政局・戦局に多大な影響を与える立場である(二人とも軍人としては最高位の元帥にまで昇進、ラインハルトに至っては皇帝にまでなった)。
この他、両作品でも宗教団体(地球教および秘密結社・マーティアル教団)が物語に深く関わってくる。
- 秘密結社およびマーティアル教団については、ワイズマンも参照のこと。
ボトムズの主人公キリコ・キュービィーは異能生存体と呼ばれる死亡フラグクラッシャーだが、銀河英雄伝説ではジークフリード・キルヒアイスやヤン・ウェンリー等重要人物がふとしたことに死ぬことがしばしばある。
共通出演声優一覧
※装甲騎兵ボトムズ側は、野望のルーツ、ペールゼン・ファイルズ、ザ・ラストレッドショルダー、ビッグバトル、赫奕たる異端、孤影再び、幻影編、機甲猟兵メロウリンクなどの、外伝作品に登場するキャラも含む。
※銀河英雄伝説側のキャラの後の表記は以下の通り
- 旧:石黒版OVA
- 黄:黄金の翼
- 新:Die Neue These
※1:装甲騎兵ボトムズ放映当時は「山田俊司」名義でクレジット。
※2:OVA本編でヤン・ウェンリーを演じていた富山敬が本編での出番終了後に亡くなったため、外伝で代役を務める。
※3:OVA本編第40話「ユリアンの旅・人類の旅」にて登場するドキュメンタリー番組の解説者。
※4:装甲騎兵ボトムズ放送当時は「寺田誠」名義でクレジット。
関連タグ
スーパー宇宙戦艦大戦:装甲騎兵ボトムズはもっぱらアーマードトルーパーが主役なので、宇宙艦隊にスポットライトが当たることがあまりない。