「おあとがよろしいようで」
「今のフレーズ、もう一度言ってもらえます?」
概要
変わり者の魔法少女。
周囲からは何を考えているのかよく分からないと言われている。
だが、文学的素養に優れ、自らも筆を取って感情を表現することがある。
幼なじみの古町みくらとはウマが合い、彼女につきあって歴史研究部に所属している。
(『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
プロフィール
出演作品 | マギアレコード |
---|---|
性別 | 女性 |
出身地 | 不明 |
学校 | 工匠学舎 |
年齢/学年 | 不明/高校2年生 |
肩書き | 魔法少女/歴史研究部 |
願い事 | 私の紡ぐ言葉が誰かの心に届いてほしい |
固有魔法 | 言葉を操り人を操る「言霊」 |
キャラクターデザイン | なかじまゆか |
声優 | 安齋由香里 |
人物像
イベント『忘却の輪舞曲は久遠に睡る』で初登場と同時に実装された魔法少女。古町みくら、三穂野せいらと共に工匠学舎の歴史研究部に所属している。部長のみくらとは幼馴染。
自分が変わり者であることは自覚している。人差し指で、頬やこめかみをつつく癖がある。
なお、歴史研究部の3人(みくら・てまり・せいら)は天音月咲・千秋理子と同じ学校であり、みくら・てまりと月咲に至っては同じクラスで以前から面識もあったのだが、歴史研究部の3人はキュゥべえと契約してから日が浅いため、『忘却の輪舞曲』において3人と月咲・理子が魔女の結界内で偶然鉢合わせるまで、お互いが魔法少女であることを知らなかった。
柊ねむとは、てまりが彼女の作品の感想を送ったことがきっかけで以前からネットで交流(メール交換)を持っており、てまりはねむを「匿名の作家」として認識していた。その後、『忘却の輪舞曲』の一件で直接出会うことになり、お互いが魔法少女であることを知った。
魔法少女として
武器は筆。衣装は騎士を想起させる姿。巴マミの衣装に胸の谷間を露出させ、マントを付けた感じである。
固有魔法は「言霊」。「暗示」や「洗脳」ほどの強制力は無く、ねむの「具現」ほど勝手が効くものでも無いものの、一度受け入れると極めて強く影響を受けてしまう。
その力は音声だけでなく、書いた文章にも宿る。『忘却の輪舞曲は久遠に睡る』では、脚本に宿った言霊が事態をとんでもない方向に進ませてしまう。
ゲーム上の性能
基本データ
ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
---|---|---|---|
×2 | ×0 | ×1 | ×2 |
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|---|
★3 | Lv60 | 21,448 | 6,389 | 6,908 |
★4 | Lv80 | 22167 | 6156 | 5904 |
コネクト「ともに新章へ」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★3 | 攻撃力UP[Ⅴ]& Accel MPUP[Ⅴ] |
★4 | 攻撃力UP[Ⅶ]& Accel MPUP[Ⅶ] |
マギア「兵どもが夢の跡」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★3 | 敵単体にダメージ[Ⅲ]& 確率で暗闇(敵単/2T) & Accele MPUP(自/3T) |
★4 | 敵単体にダメージ[Ⅴ]& 確率で暗闇(敵単/2T) & Accele MPUP(自/3T) |
ドッペル
未実装。
専用メモリア「いつものきまぐれ」
筆記用具が変わっても、紡がれる言葉は変わらない?
私はそうは思わない
その仮説を検証したくて、ペンでの創作に凝り始めた
…親友に言わせると、いつものきまぐれ
基本データ
レアリティ | ★3 |
---|---|
タイプ | スキル |
装備可能 | 吉良てまり |
イラストレーター | mepo |
ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|
Lv.1 | 466 | 0 | 466 |
Lv.20 | |||
Lv.40 | 1165 | 0 | 1165 |
スキル「リムーブスペル」
特殊能力 | 効果 | 発動ターン |
---|---|---|
通常 | バフ解除(敵単/アビリティは解除不可) | |
限界突破 | バフ解除(敵単/アビリティは解除不可) |
活躍
魔法少女ストーリー
2019年12月4日から公開。
吉良てまり
- 1話「新たな日常」
図書館で話し合うみくらとてまり、せいらの魔法の性質は判明してるのに二人のものは分からない。
てまりは世の中には才能を持ちながらも世間に評価されず、埋もれてしまった作家達がいる事を知ったため上記の願い事を叶えた事を明かした。
せいらを加えた魔女退治でてまりの武器は筆であることが判明し、みくらは筆の達人、和歌のアイデアが無限に湧くのではと推測するも、いずれも的外れ。
その後調整屋を訪れるとみたまから果てなしのミラーズの話を聞かされ、3人のチームワークを鍛えるために次の日の放課後、鏡の魔女の結界に行くことにした。
- 2話「3人の成果」
見事な連携で使い魔を倒した3人、その勝因は普段慎重なてまりのまさかの思いつきの行動だった。
この戦いでみくらが敵の観察、せいらが作戦を考え、てまりが臨機応変に突破口を開くというそれぞれの役割を確認できたものの、相変わらず二人の魔法の性質は分からずじまい。
- 3話「取り戻すべき日々」
そしていつもの図書館での会話。てまりもみくらも魔女とどう戦うのか気になり、本を読み進める気にすらならなかった。
せいらも疲れから教室で居眠りしてしまい、てまりはいつもの生活を取り戻すべく自分達の「憩いの場」を探すことを提案。話を聞いたせいらはみくらの名を借り、お互い自由に好きな事ができる「歴史研究部」を設立した。
それでも尚てまりの魔法の性質は分からない…と思いきや、みくらは最近てまりの言葉通りに動いている事に感づく…
冬服・2021年バレンタインストーリー
3話構成になっている。
- 1話
- バレンタインデー間近の日、古町みくらと友チョコならぬ友プレ相談をしていた。2人は本来、世事に関心のないタイプだが三穂野せいらの発言とてまりの気まぐれにより、バレンタインデーの放課後に3人でプレゼント交換を行う事に。
- みくらはてまりが欲しいプレゼントの見当はが付いており、てまりもみくらが欲しい物の目星を付けていた。てまりの欲しい物は「コインになった少年」の2巻。しかし、互いに欲しい物を言ってないのに自信満々なてまりにみくらは少々不安に思うが欲しい物を事前に口にしたら面白くないと冗談まじりで「これからバレンタインデーまで私は一切の言葉を発しません」とてまりが言った瞬間、自分自身に魔法がかかり言葉が発せなくなってしまう。
- 2話
- 自身の魔法によりバレンタインデーまで沈黙が強制されているてまり。その事に気づかないみくらとせいらは、また突然てまりの気まぐれが始まったものだと思い、友プレ交換会がてまりの欲しい物当てる会になったと面白がる。
- てまりと交流の浅いせいらは、そもそも本がプレゼントでいいのか疑いにかかり、てまりの表情から真に欲しい物を探り当てようと考える。全力で空回りする後輩に、言葉がつかえなくなった途端コミュニケーションがこれほど困難になるのか、と「コインになった少年」の主人公の気持ちを痛感する。
- 欲しいチョコを探り当てるために片っ端からチョコの名称を言うせいら。てまりはチョコを別にそこまで欲しいわけではないので特に反応をしなかったが苦手なナッツチョコに反応してしまい、せいらにナッツチョコをプレゼントに決められてしまう。
- 3話
- 後日、みくらのプレゼントの為、神浜現代美術館の「神浜の茶器」に訪れるてまり。どの茶器のを買おうか悩んでいると美術館でアルバイトをしている梢麻友に特別展の館内ツアーに案内される。1時間近くのツアーにより茶器に詳しくなったてまりはみくらの為に奮発して茶器を購入する。せいらへのプレゼントは無難に映画の回数券だと考え購入する。
- 茶器の展示を見ていた水樹塁と出会うせいらは、塁の話からてまりがみくらのプレゼントを奮発して購入していたと察する。その事をプレゼントの中身を伏せてみくらに話すせいらだが…。
- バレンタインデー当日。プレゼント交換が行われたが2人からのてまりへのプレゼントがなんと大量のナッツチョコだった。みくらは、せいらから聞いた話でプレゼントをチョコに変更してしまったのだ。2人に悪気などないのはわかっているが落ち込んでしまう。
- 帰宅後、みくらのプレゼントの中からコインのペンダントとメッセージカードが入っていた。カードには、欲しい本が見つからなかった事、骨董屋で本のコインと似たコインを見つけた事、てまりにきっと似合う事が書かれていた。バレンタイン前は言葉など無粋な物と言っていたてまりだったが、今回の件で言葉が無ければ親しい人とも交流できず、間違いを訂正してもらえず、謝罪もお礼も伝える事ができない、その事に気付く事ができた。
- 冬服に着替えプレゼントでもらったコインのペンダントを今までのペンダントと交換して着けてみるてまり。さっそく、みくらにメッセージを送った、「ありがとう」と。
期間限定イベント
忘却の輪舞曲は久遠に睡る
みくら・せいらと3人で歴史映画の撮影を始めるが、不可解な出来事が立て続けに起こる。ねむに相談したところ、てまりが書いた脚本に込められた「言霊」の能力が不随意に発動しているとのこと。さらにみくらとせいらの能力も加わってしまい困ったことに。
いざとなれば脚本を破り捨てて言霊を止める覚悟を決めるが、それは自身の破壊につながることを意味する・・・
Winter_Recollection
前半ではやちよから送られてきた劇の台本を読むが、氷の女王の役割や結末が中途半端なことに違和感を感じる。
後半では違和感どおり話に続きがあることを知るが、そのまま劇の世界に巻き込まれて守り人を演じることとなる。
余談
- 攻撃ボイスで「春はあけぼの」「冬はつとめて」など、枕草子の一節を口にする。
関連イラスト
関連タグ
第二部のその後は恵まれた文学的な才知が書評で発揮され、書店の対談イベントに出るようになり作家と言葉を交わす機会が増えたという。