効果
呪烏竜ACE-Curase |
SR 水/闇文明 コスト15 |
クリーチャー:キング・コマンド・ドラゴン/オリジン パワー30000 |
ワールド・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、各プレイヤーは自身の手札をすべて、超次元ゾーンに置く。その後、各プレイヤーは自身のマナゾーンにあるクリーチャーをすべて、手札に戻す。 |
概要
2024年10月19日(土)発売予定の『天下夢双!!デュエキングDreaM 2024』にて登場予定のキング・コマンド・ドラゴン/オリジンのツインパクト。
水/闇文明のチーム零カラーとなるクリーチャー面と自然文明の呪文面の組み合わせにより、色的には水/闇/自然文明の縫合カラーとなるが、かなり豪快なクリーチャー面と、堅実な呪文面が合わさった、ツインパクトらしい1枚。
まずクリーチャー面の『呪烏竜ACE-Curase』。
コスト15のドラゴンで、まともに召喚しようとすると一工夫必要。
その分効果は超が付く程豪快であり、登場時に全プレイヤーの手札を超次元ゾーンに追放し、その上でマナからクリーチャーを手札に強制回収させる。
悪夢神バロム・ナイトメアの様な超次元ゾーンへの追放をハンデスにした効果で、擬似的な魔天降臨によるランデスで追撃する、兎に角派手な効果。
盤面には一切干渉しないのは心許ないが、その分パワーは3万と凄まじく、やけくそ気味にワールド・ブレイカーまで持っている。
コスト10以上を踏み倒す神歌の歌姫アマテラス・キリコから出すのも手で、暴嵐竜Susano-O-Dragonと並べば速攻でゲームエンドも狙える。
ドラゴン系の踏み倒しでも良いが、手札を巻き込む部分が気になるなら、手札全てを山札に戻す神歌の悪夢ナイトメア・キリコで損失を抑えるのもありか(実際、ハイパーエナジーによるコスト軽減に場にクリーチャーを並べるボードアドバンテージを求める効果とキリコ特有のクリーチャーを山札に戻すボードアドバンテージの損失の噛み合いの悪さや手札を山札に戻すハンドアドバンテージの損失と大量に山札が増えた後にデッキトップ6枚のみからしか選べない踏み倒しの不安定さなど「神歌の悪夢ナイトメア・キリコ」がこのカードより先に公開されていた時点では一度大量のカードを山札に戻す事を要する効果に否定的な見方も多かった。同じオリジン・クリーチャーでありクリーチャー面が莫大なコストを要するため通常の召喚が困難で踏み倒しと相性がよいことと登場時に手札全てが超次元ゾーンに送られほぼ再利用不能となること、呪文面でマナと手札をある程度任意に操作し両者を組み合わせることでこのカードを用いるのに適した盤面を整えられることなどカードデザイン時点で意図されたデザイナーズ・コンボの可能性も考えられる)。
そして呪文面の『繁栄の鏡』。
効果はフェアリー・ソングの上位互換であり、こちらはカードタイプに関係なく回収。
「0枚回収」を宣言すれば、次のターンには一気に6マナとなるので、闇文明クリーチャーを無制限にリアニメイトできるインフェルノ・ポータルにアクセス可能。
ツインパクト故に墓地に落ちる為、順調にいけば5ターン目には呪烏竜ACE-Curaseが飛んで来る。
強力な反面、使いこなせるかは使い手次第な1枚である。
余談
八頭竜ACE-Yamata以来の、三種の神器をモデルとするオリジンのツインパクト。
背景ストーリーで、アマテラス・キリコが呼び出した9体の異界の竜の1体。
クリーチャー側は、おそらく八咫烏がモチーフだろう。
三種の神器はオリジン、特に「神歌の巫女」と称されるエンペラー・キリコのモチーフとして深く関わる、日本神話において皇室の祖とされるニニギが授かり、後に日本の歴代天皇が正当な皇位の証たる秘宝として引き継いできたとされる
を指す。
このカードは八咫鏡に対応し、先んじてカード化された八頭竜ACE-Yamata/神秘の宝剣は、「ヤマタノオロチがスサノオによって退治された際、尾の中から見つかった天叢雲剣がアマテラスに献上された」逸話をクリーチャー面と呪文面によって表していると考えられる。
八尺瓊勾玉に対応するカードが現れるとしたら、どのようなオリジン・クリーチャーと呪文のツインパクトカードとなるのか楽しみなところである。
また、スサノオポジションのSusano-O-Dragonも9体の竜の1体なので、三種の神器以外のオリジンの竜の詳細も気になるところである。
関連タグ
キング・コマンド・ドラゴン オリジン(デュエル・マスターズ)