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概要
北宇治高校の1年生で、吹奏楽部に所属。パーカッション(打楽器)を担当しており、作中ではバスドラム(大太鼓)やグロッケン(鉄琴)、アゴゴベルなどといったさまざまな楽器を扱っている。
頭の後ろに大きな赤いリボンをつけているのが特徴で、吹奏楽コンクール(TVアニメ版1期13話、2期5話)などの公式な演奏の場では派手さを抑えた黒いリボンを着用している。
彼女は音楽が大好きで、演奏しているときに一番幸せを実感している。また、吹奏楽以外の音楽についても好きであり、さまざまなジャンルの音楽に精通している(『新北宇治高校吹部紹介プロフィールカード(堺万紗子)』掲載の紹介文)。また、数あるパートのなかからパーカッションを選んだ理由についても「一番楽しそうなパートだと判断したから」と明かしている。(『響け!ユーフォニアム』DVD&BD4巻ブックレット、4ページ)
万紗子はサンライズフェスティバルの本番に先駆けてパレード用の衣装が配られた際に最初に名前を呼ばれており、衣装を受け取って微笑む様子が登場している(TVアニメ版1期5話)。彼女は同大会の本番においてマーチング用のスネアドラムを叩きながら行進していたほか、吹奏楽コンクールの自由曲『三日月の舞』ではバスドラムを叩き、マレットを両手に持って一気にクレッシェンドを決めるなど、1年生ながらなかなかの活躍ぶりを発揮している。
また、吹奏楽コンクール関西大会(支部大会)後に迎えた駅ビルコンサートにおいては、『宝島』のアゴゴベルを担当しており、隣に立ってシェイカーを振っている釜屋つばめと目くばせをしながら決めのリズムを叩く姿が登場している。(TVアニメ版2期7話)
2年生に進級して以降も、万紗子はパーカッションパートのメンバーとして精力的に活動に取り組んでいる。とりわけ、同級生の井上順菜とは親密な仲になっており、彼女とはパートのメンバーで集合した際に互いに腕を絡ませあったり、マレットをマイクに見立てたアイドルごっこに一緒に興じたりしている。(劇場版『誓いのフィナーレ』公式ファンブック、41ページ、特別編『アンサンブルコンテスト』)
2年生の秋に代替わりを迎え、新体制の部がアンサンブルコンテストへの出場に向けて部内予選に取り組むようになると、万紗子は東浦心子をはじめとする6人のパーカッションパートの1年生を集めて打楽器七重奏のグループを結成し、自身はそのなかでマリンバを担当している。また、打楽器七重奏のメンバーで写真を撮った際には、彼女は1年生部員たちの中央に陣取りつつ、マレットを持ったまま不敵に腕を組んで仁王立ちしている。(特別編『アンサンブルコンテスト』)
関連イラスト
冬制服
夏制服
パレード衣装・高校1年生時(サンライズフェスティバル)
パレード衣装・高校3年生時(サンライズフェスティバル)
体操服(夏合宿)
北宇治Tシャツ(駅ビルコンサート)
関連タグ
田邊名来 - 所属するパーカッションパートのリーダー。3年生の男子生徒。
大野美代子 - 同じパートのひとつ上の先輩。2年生。
井上順菜 - 同じパートの同級生。ロングヘアーの1年生。
釜屋つばめ - 同じパートの同級生。丸眼鏡の1年生。
東浦心子 - 同じパートのひとつ下の後輩。ヘアピンを留めた新1年生。