概要
『仮面ライダーリバイス』第36話より玉置豪につけられた愛称。
ウィークエンドを志願したことで、牛島太助からバッファローバイスタンプと共に、リベラドライバーに酷似したベルトを託され、ベイル出現と同時にわざと人質になることでベイルの根城を突き止める作戦を決行。作戦は見事成功するが、駆けつけたライダー達はベイルだけでなく加勢してきたギフデモスの戦闘力を前に劣勢に陥る。
不利な状況を前に玉置は発奮し、「お前を倒して、みんなを笑顔にする!」との決意と共にドライバーを装着しバッファローバイスタンプを構える。しかし人質になっていた際にドライバーとバイスタンプを入れたアタッシュケース入りのリュックを気にし過ぎていたことから、バッファローバイスタンプはベイルに奪取され、文字通り絶体絶命の状況に追い込まれてしまう。
36話での予告映像や、直前の台詞や友人を失った過去、大切な人を守るという信念を強く見せつけたために「本当に変身するのでは?」と視聴者からの大きな期待を抱かれていたのだが、変身することはなかった。
変身できなかった理由とその後
ウィークエンドライバーの蓋パーツ「リフレクターオープナー」がハニカム模様になっていたこと、更に変身後に蓋パーツが展開して開くのだがそれが垂れたハチミツに見えることからどう考えても花専用のベルトになるのではないかと予想していた視聴者もいた。
それでも玉置が変身すると希望を持っていた視聴者が一定数いたが、予告で見せられたバイスタンプが変身には使用できないバッファローバイスタンプであったためにこれがトドメとなった。
バッファローバイスタンプは仮面ライダーオーズの力を宿したゲノムチェンジ用のバイスタンプであり、セットしたところで変身できないのは確定済み(メタ的に言ってしまえばバッファローバイスタンプはプレバン限定品として既に予約が開始されているものであり、仮にウィークエンドライバーを発売するのであればそちらにつかなければおかしくなってしまう)。
牛島光がアギレラ分離時に落ちたクイーンビープロトバイスタンプを拾っているため、どう足掻いても玉置が変身できないのが確定してしまった。
だが、仮にバイスタンプを奪われず変身失敗まで行ったとしても「試験」の一環として、花を守りたいと言う思いが口だけじゃないか試すつもりだったとも解釈できる。
かつて、狩崎が「行動こそ、信念」と口にしたように。
結果的に玉置は変身こそ叶わなかったものの、その勇気を買われウィークエンド加入を許されることとなった。
そして第46話で遂に仮面ライダーオーバーデモンズに変身成功した。
トレンド入り
ツイッター上では「仮面ライダーフリオ」という叶わなかった夢がトレンド入りしており、玉置を演じている八条院蔵人氏も反応を見せ、視聴者からは「ヒロミさんみたいに名誉挽回の時が来て欲しい」と、ギスギスした雰囲気のある物語の中で清涼剤となりつつある彼の努力が報われることを祈る視聴者も多数いた。
余談
便義的に変身失敗であるが2人の先輩と異なり、ドライバーの操作さえさせてもらえていなかったので厳密には変身キャンセルの方が正しいと言える。
そして、バトルファミリアにおいて仮面ライダーオーバーデモンズに変身することが明らかになった。