概要
2006年のドラフトにおいて最大の目玉とされ、激しい争奪戦の末、希望入団枠制度で福岡ソフトバンクホークスに入団。怪我や病に悩まされながらもプロとして活動してきたが2013年に国家指定の難病である黄色靱帯骨化症を発病した。翌2014年のシーズン後半に復帰。この病気はスポーツ選手にとって致命傷であり、復帰した選手はとても少ない。まさに復活というべきであろう。
秋山監督の最終年ではチームを日本一に導く立役者となった。10.2決戦での先発を任され、CSファイナルステージでも第1、第6戦に登板し好投。ファイナルステージ突破を決めた直後の秋山監督へのインタビューの際、監督に呼ばれたことからも、後半戦のエースは間違いなく大隣であったと言える。日本シリーズでも福岡ドーム1戦目の第3戦に投げ、勝利に貢献した(シーズン終盤にホークス投手陣はノーコン病にかかり、試合に負け続けていた。もし大隣の奮闘がなければ、森脇監督率いるオリックス・バファローズが優勝し、大補強しながら優勝出来なかった秋山監督は解任されていただろう)。
2017年オフに戦力外通告を受けた後、入団テストを経て千葉ロッテマリーンズに移籍。しかし1軍の登板は2018年5月2日の古巣・ソフトバンク戦のみに終わり、9月中に2018年シーズン限りでの現役引退を発表した。2019年シーズンからはロッテの2軍投手コーチを任されることになった。