概要
漢王朝に反旗を翻した黄巾党の首謀者の1人と目されたアイドルユニット「数え役萬☆姉妹」(かぞえやくまん・しすたぁず)の長女。地和(張宝)と人和(張梁)という妹がいる。
ロングヘアで巨乳の天然癒し系だが割と我が儘。だがそれがいい。
「みんな大好きーー!」の掛け声に、ファンたちは「てんほーちゃーーーーん!」と合いの手を入れる。
妹二人と共に魏ルートのみに登場しており、蜀ルートと呉ルートでは天和達自体は名前くらいしか出ていない。
初めはしがない旅芸人だったが、華琳(曹操)の所から盗まれた『太平要術の書』を偶然手に入れたことにより、妹共々数多くのファンを獲得する人気アイドルへと変貌する。
しかし、次第に暴徒化していった黄巾党を討伐するため、漢王朝は華琳などの諸侯に命じて鎮圧に乗り出した。
当初はファンでもある黄巾党員達の力でなんとかなっていたが、曹操軍を始め、官軍の正規部隊相手では所詮寄せ集め集団の悲しさ、結果的に黄巾党は敗北した。
そして、本来であれば謀反の罪で処刑されるところを、その歌声やファン達を統率する才能を惜しんだ華琳や北郷一刀の配慮によって処刑は免れた。
その後は一刀をマネージャーに据えて、魏の領内で妹達と共にアイドル活動を続けていった。
萌将伝においてもアイドル活動を続けており、大陸全土へライブツアーを行った後、都に戻ってきて、それからしばらくは都で活動する事になった。
そして、自分達の後輩アイドルとして美羽(袁術)や七乃(張勲)を採用したりした。
ちなみに、黄巾党の乱の際に、天和達は恋(呂布)によって、自分達の配下(ファン達)である3万人の兵士達が全滅するという目に遭った。以来、天和達にとって恋は恐怖の存在となった。
アニメ版においては、地和や人和と共に旅芸人をしており琵琶を演奏していたが、三姉妹全員が妖術使いというアニメ版独自設定があり、彼女は姉妹の中で1番術にかかりやすい体質である。
お人好しだが、困ったことは妹任せな性分。
しかしここぞという時は姉として振舞い、『太平要術の書』に洗脳されかけた地和を正気に戻して黄巾党を解散させ、華琳の元へと降った。ちなみに、地和を正気に戻す際に語った言葉は、天和がいかに歌に関して純粋な気持ちで、かつ一生懸命に歌っていたかを物語ったものであった。
乙女大乱では、最終決戦にて見た目がそっくりだった事から華蝶仮面のマスクを付けて桃香(劉備)と入れ替わって于吉を翻弄、兵馬妖迎撃作戦に尽力した。(確かにアニメ版では天和と桃香は髪の色加減以外は似通っているところがあるが、原作では原画家が違うので、二人が似ている点はロングヘアで巨乳の天然癒し系なところだけである)
OVA版では、文化祭の観客動員数トップを狙う美羽の最終兵器として登場。
アイドルとしての立ち位置は原作やアニメ版と変わらず、衣装もそのままである。だがそれがいい。