概要
漢王朝に対して反旗を翻した黄巾党の首謀者の1人と目されたアイドルユニット「数え役萬☆姉妹」の次女。姉は天和(張角)、妹は人和(張梁)である。
ポニーテールで生意気な小悪魔系美少女で、姉に対抗心を燃やすこともしばしば。……というより、自分よりも胸が大きい女性に対して対抗心剥き出しである。
「みんなの妹」の掛け声に、ファンたちは「ちーほーちゃーーーーん!」と合いの手を入れる。
また次女であるのに妹の人和より胸が小さい。その為、マジキュー4コマやコミックアンソロジーで貧乳ネタにされることがたまにあり、その度に地和は怒っている。
また、実を言うと真・恋姫†無双における黄巾党の乱はぶっちゃけ地和のせいで起こったと言っても過言ではない。
なぜかと言うと、ある時地和が「大陸、取るわよ!」という発言を、ファンである黄巾党員達がそのままの意味で受け取ってしまい、結果として黄巾党の乱が勃発してしまったからだ。世が世なら扇動罪で死刑にされても文句が言えない程の戦争犯罪であるが、黄巾党軍が曹操軍を始めとする官軍に敗北して捕まった後、張三姉妹の歌声とファン達を統率する能力を惜しんだ華琳(曹操)によって処刑だけは免れた。
以降は北郷一刀をマネージャーに向かえ、各地でライブツアーを行ったりした。その際に色々と我侭な事をしたりしたが、なんだかんだで一刀の事が好きになっていった。
さすが一級フラグ建築士である天の御遣い様は格が違ったが、現代であればすぐさま週刊誌にスッパ抜かれてワイドショーに叩かれるのは必死である。(まぁ、三国志の世界にそんなワイドショーなんかないし、瓦版屋が騒いでも魏の力を持ってすれば事実を揉み消せると思われる)
萌将伝では、大陸を巡るライブツアーから天和や人和と共に帰ってきた後、都を中心に活動するようになる。
あるイベントで、桂花を中心とした『貧乳党』が『巨乳禁止令』なる法案を発表した時は、司会の立場にもかかわらず、積極的に貧乳党を応援した。中立性もへったくれもねぇとはこの事である。
また、自分達の後輩アイドルを探していた時は、なるべく自分達とキャラが被らない子を選んでいったが、中々決まらなかった。(朱里{諸葛亮}や雛里{鳳統}や小蓮{孫尚香}が自薦・他薦で選ばれたが、前者は二人が恥ずかしがって辞退し、後者は祭{黄蓋}の反対で実現しなかった。)一方で、穏(陸遜)などの巨乳美女達の立候補については地和が断固反対し、紫苑(黄忠)や桔梗(厳顔)が立候補しかけた時は明らかに困惑していた。(そこ、BBA自重しろとか言ったら、死ぬぜ? )
結局美羽(袁術)と七乃(張勲)が選ばれた事で落着したが、マジキュー4コマのあるお話で、紫苑と桔梗が今度は祭と共に再びアイドルになると立候補してきたのだ。しかもその根回しとして、張三姉妹のマネージャーである一刀を(性的な意味で)搾りつくして篭絡していた。しかし地和は「言っとくけど、アイドルは歌って踊れないとなんだからね!! おっぱいなんて関係ないんだからね!」と三人に対してビジュアルはともかく歌と踊りが出来るのかと迫った。すると案の定、踊りをしようとした祭がギックリ腰でリタイアしたため、蜀・呉のお姉様トリオユニットは本格デビュー前に断念する事となったのである。マジ勿体ねぇ。
アニメ版では、姉や妹とともに旅芸人をしており、二胡を演奏していた。
目的のためには出費を惜しまず、時には人和と衝突することもある。
妖術を使用する際に使う『太平要術の書』は、同じ妖術使いである于吉から与えられたという、原作と違った入手経緯へと変更されている。
地和は『太平要術の書』を真っ先に使いこなし、その力に違和感を覚えている。
なお、術の描写は当初、呪符を用いて楽器の演奏や舞台効果の演出を行ったり、宝石をマイクに加工する程度の軽いものであったが、『太平要術の書』による増幅効果で集団催眠も可能になるなど、効力が次第に大きくなり、ついには役人の横暴に端を発して地和が暴走させてしまう。結果、後に引けなくなった地和は、姉や妹をたき付けてファン達を扇動し、黄巾党を結成した。黄巾党の結成過程が受動的だった原作(ゲーム版)とは異なり、アニメ版では地和を中心に姉妹達が積極的にファンに働きかけて結成させている。
ちなみに妖術を使う際に詠唱する呪文は竜破斬のパロディである。
また原典と異なり、活動地域は青州中心であるという設定が新たに付け加えられている。
最後は『太平要術の書』に完全に洗脳されかけたが、天和の言葉で正気を取り戻した。そして、『太平要術の書』を返却する意思を固めたが、于吉に取り返されてしまう。
その後、姉や妹と共に華琳の元に降り、以降は軍の慰問活動などを行っている。
OVA版では、原作やアニメ版と同じくアイドルユニットとして登場していた。