概要
クエスターの2人が開発した二足歩行式汎用兵士型のクエスターロボ。
基本的な姿は重火器で武装した全身が漆黒の兵士だが、いかなる体格に装着が可能で絶対的な防御力で装着者を守るプレシャス「伝説の鎧」を装着する事で白い陣羽織を身に纏って日本刀で武装した鎧武者の様となり本領を発揮する。
その外見通り、重火器や装甲装備等の武装に即座に対応出来る事を目的として開発されており、過酷な戦場で損壊した不要パーツは即座に分離して放棄する。
尚且つプレシャス等の入手した武装も臨機応変に使用可能で、武装した際の重量アップにより戦闘に支障が来ない様、ゴードムエンジンの回転数が限界値まで強引に上げられている。この為に驚異的な素早さとパワーを兼ね備えているが、タイムリミットを過ぎると各所がオーバーヒート起こして機能停止すると言う弱点を抱えている。
活躍
試運転として街中で暴れ回っていると、アルティメットダイボウケンが駆け付けた為に両肩の6連ミサイルランチャーで迎撃。この直前真墨がアクセルラーを壊してしまい出動に同行できなかったため搭乗者が揃わずにアルティメットダイボウケンは充分な出力は発揮できておらず、華奢な外見に反した驚異的な戦闘力、両腕のアームカノンなどの武器にアルティメットダイボウケンは圧倒され戦闘不能に追い込むが、止めを刺そうとした所でオーバーヒートを起こしてしまい、制御が利かなくなってしまう。
更にシルバーも専用のゴーゴービークル3台で駆け付けた為、止むを得ずその場は撤退するが、便乗して乗り込んできていた真墨がガイを独断で追跡、プレシャス「伝説の鎧」の地図を奪取して奪い合いを開始。
伝説の鎧は一時、真墨の誘導で駆け付けたボウケンジャーが確保するが、その間にレイが急ピッチで修理を済ませたことで将は再起動を果たし、「伝説の鎧」を強奪・装備して真の姿へと変貌する。
ボウケンジャーもこれに対してゴーゴービークルを発進させるが、最初の戦闘で大ダメージを受けたゴーゴージェットの修理は間に合わず(真墨のアクセルラーの修理を優先したため)、やむなくスーパーダイボウケンとサイレンビルダーで応戦することに。
2大ロボの猛攻を受けるが、伝説の鎧の防御力に物を言わせて無傷でしのぎ切り、そのまま召喚した日本刀で接近戦を仕掛ける。
持ち前の素早さは近接武器を手にしたことで大きく生かされ、必殺技「クエスター十文字斬り」で2大ロボを沈めて見せた。
絶体絶命の窮地に、珍しく弱音を吐くボウケンジャーだが、ボウケンブラックはこれを一喝し、「究極の持久戦」を提案。
最初の戦いの時、将が長時間戦うとオーバーヒートを起こして一気に弱体化することを確認していたブラックは、自分たちが倒されないことを優先して立ちまわり、徹底的に持ち堪える作戦に出たのである。
分離したダイボウケンとゴーゴービークル、そしてサイレンビルダーの波状攻撃を受け続けるも、劣らぬ戦闘力と剣術で反撃し、圧倒的な防御力に物を言わせて優勢を保つ。
が、倒れこんだサイレンビルダードリル&ミキサーにトドメを刺そうとした瞬間、振りかぶった刀をレッドの乗るゴーゴークレーンに捕まえられ、そのまま至近距離からのダブルウォーターシュートを食らって逆に将が転倒してしまう。
それでも素早く立ち上がり、ダイボウケンとサイレンビルダーの左右からの挟み撃ちを軽く受け止めるが、ここでついに動力が限界を迎えオーバーヒートが発生、制御が利かなくなってしまう。
更に動きが鈍った隙にダイボウケンクレーンに伝説の鎧を剝ぎ取られた事で形勢は完全に逆転。
最後にはサイレンビルダードーザー&マリンのアドベンチャードライブとダイボウケンエイダー&ポリスのナックルバルカンの連撃を叩き込まれ大破した。
ちなみにこの戦いの後、真墨は今度はスコープショットを壊した。その際牧野に修理を頼んだ際、「早く直してくれよな、おっさん」とぞんざいな態度だったため、彼に「だから、おっさんって言うなーっ!!」と耳元で怒鳴られた。
余談
- モチーフは『地球戦隊ファイブマン』のファイブロボであり、伝説の鎧を着用した真の姿はスーパーファイブロボとなっている。名前の由来もそのまま将軍から。
- 番組の終わりの恒例のコーナー・「今日のスーパー戦隊」では、『百獣戦隊ガオレンジャー』が紹介された。