岡崎城
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おかざきじょう
愛知県岡崎市にある城郭である。
15世紀、三河守護代の西郷氏が築城したのが始まりとされる。
岩津城(岡崎市岩津町)を本拠とする松平信光が西郷氏を攻めて勢力下に置き、その五男・光重・が城主になって以降、岡崎城は松平氏の拠点となる。ただ当時は天守閣も石垣もなく、土塁で防備しただけの砦であったと考えられている。
室町時代末期の1542年、竹千代(のちの徳川家康)が生誕する。
家康の父、松平広忠が家臣の謀反によって殺害されると、今川家の支城として城代が置かれ、山田景隆、三浦義保、糟谷備前らが城代を務め、桶狭間の戦いで今川義元が討死して松平元康(家康)が帰還するまで続いた。
1570年、家康は浜松城(静岡県浜松市)に拠点を移したので子の松平信康、次いで徳川家臣の者が城主を務めた。
1590年、家康が関東に移封されると豊臣家臣であった田中吉政が入城し、石垣や天守を築き近代城郭として整備した。
明治時代、一時的に額田県の県庁として機能したが、廃城令によって破却された。
1959年に天守が復元され、岡崎公園として整備された。
御城プロジェクト:REや城姫クエストなどの擬人化作品の他、ギャグマンガ日和の徳川家康が描かれたイラストに対しても使われている。
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