概要
孫策と周瑜の仲の良さとくれば、「三国志」内でも上から数えた方が早いというものだ。小説『三国志演義』では義兄弟。
孫策はまだ幼いころ父・孫堅が反董卓の狼煙を上げた際に母親の呉英と共に避難していたのだが、そこで周瑜と出会った。聡明な周瑜は豪放磊落とした孫策を支えるにはもってこいの人物であり、二人は「二人心を同じくすれば、其の利(と)きこと、金を断つ」とされるほどの友情を築いた。
後に孫策は大喬を、周瑜はその妹の小喬を娶った。2人とも美男子で更に娶った妻も美女という世の誰もが羨む関係である。
ちなみに清の時代に造られた子不語にある逸話「双花廟」にでてくる美少年2人が自分たちのことを孫策と周瑜に例えている。
実際の所どうだったの?
孫策と周瑜が実際にアレな関係だったのかどうかは、全く資料が残されていないので何とも言えない。しかし、pixivだとアレな絵も散見されるため、検索には注意が必要。
創作物における断金
真・三國無双
断金(真・三國無双)を参照。
一騎当千
断金(一騎当千)を参照。
恋姫†無双
両者ともに女性の姿で描かれている。アニメ版においては、周瑜が「はじめての日」を忘れた孫策に怒っていたため、アレな関係であることが描写されている。
SDガンダム三国伝
脳筋一辺倒だった孫策サイサリスの運命を変えたのが周瑜ヒャクシキである、という設定。孫策亡き後も周瑜は孫権ガンダムの王道(覇道じゃないよ)を支え、最後は孫策のもとへと旅立つところで物語は幕を下ろしている。