概要
新富町駅(東京都)
駅名は当駅西側の旧地名「新富町」に由来し、区画整理事業により現在は「町」のつかない「新富」になった。新富は当駅を最寄り駅とする中央区役所の所在地でもある。
営団地下鉄時代の1980年3月27日、銀座一丁目駅から当駅まで開業した際の終着駅で、計画時点では明石町と仮称されていたが、地元の要望などがあり現駅名となった。後に1988年6月8日に新木場駅まで延伸され、さらに2018年3月17日からは、日比谷線築地駅との乗り換え業務を開始している。
駅構造
相対式ホーム2面2線。有楽町線の駅で、当駅の他に相対式ホームを有するのは氷川台駅のみ。
当駅が終着駅であった時には、銀座一丁目寄りに折り返し用の渡り線があり、2つのホームを交互に使用していた。この渡り線は新木場駅への延伸により途中駅になるのに合わせて不要となったため撤去されたが、痕跡が残っており、確認することは容易である。
若干カーブがかかっている関係で、2番線には終日、駅員による立ち番がいる。
利用状況
2021年度の1日平均乗降人員は30,162人で、日比谷線との乗換人員を含んだ2019年度の1日平均乗降人員は49,302人である。有楽町線の単独駅である麹町駅よりも利用者数が少ない。
新富町停留場(富山県)
1913年9月1日に富山電気軌道の神通町停留場として開業。富山市営軌道を経て地鉄に移管されたあとの1962年5月1日に、現在の新富町停留場に改称した。
相対式ホーム2面2線。
隣の停留場
利用状況
2019年度の1日平均乗降人員は526人である。