概要
福島県西白河郡西郷村にあるJR東日本の駅で、東北新幹線と東北本線が乗り入れている。
日本の新幹線の停車する駅としては唯一「村」に所在するが、西郷村と白河市の境界部に位置し、新幹線ホームの北側部分は白河市にかかっている。
新幹線開業前は磐城西郷(いわきにしごう)駅を名乗っていた。
白河駅と水郡線磐城棚倉駅とを結ぶ、JRバス関東の白棚線も乗り入れている。
駅構造、のりば
在来線は単式・島式複合2面4線の地上駅、新幹線は相対式ホーム2面2線の高架駅。
新幹線
新幹線は郡山駅発着のなすのと、仙台駅を発着する各駅停車タイプ(ただし白石蔵王駅のみ通過のパターンも多い)のやまびこが停車する。
2・3番線はホームのない通過線である。
なお、つばさ連結タイプおよび盛岡駅発着のやまびこと、はやぶさ、こまちは当駅を通過する。
在来線
単式ホームが5番線、島式ホームが6〜8番線。5番線は一部列車のみの使用であるため、発着時間外は閉鎖になる。
2017年以降は当駅もしくは、隣の白河駅を境に運転系統が分断されている。その際、旧6番線はホーム中ほどで線路が分断され、上り方が6番線、下り方が7番線となった。その隣の8番線は以前の7番線である。
黒磯行きはE531系のみで、福島方面行きはE721系などで運行するが、運行系統分断直後の一時期は、昼間時間帯にキハ110系による黒磯〜当駅(もしくは白河)間の列車もあった。