演:ふくしまとしえ
概要
幼い頃に両親を事故で失った彼にとってはたった1人の肉親であり、母親代わりでもある存在。
ブラジル在住の特約記者を務める新聞記者(TVSではルポライター)で、弟の良の操縦するセスナ機で南米ブラジルに出某するというUFOの取材を務めている最中に偶然にも噂のUFOに遭遇する。
実はそのUFOの正体はバダン帝国(以下バダン)の移動要塞であり、機密保持の為に弟と共に囚われてしまった彼女は無残にも彼の眼前で拷問電気椅子に掛けられ処刑(仮面ライダーSPIRITSの設定ではZXのボディの被験者を兼ねての拷問による処刑)されてしまう。
TVSでは物語の冒頭で語られる良がバダンに拉致されパーフェクトサイボーグZXへと改造される経緯にのみ登場するだけで、ただのモブキャラ的存在ではあったが、安土じょう氏の漫画作品や、小説、SPIRITSではその後の顛末についても語られており、漫画では裏切り者である良抹殺の為に、彼女の遺体を素体として作られたクローンロイドとして登場する。
なお、小説ではジゴクロイドの素体となった黒川次郎という名のオートバイレーサーと面識があり、彼から好意を持たれていた。
SPIRITSではバダンのZXのボディの被験者を兼ねた拷問の末に命を落とした後も、魂だけの存在となってもなお良を見守り続けおり、彼に大きな転機が訪れる度に彼の前に現れて彼を導いて行く存在として度々登場している。
クローンロイド
村雨しずかの遺体をベースにサイボーグ手術を施して製作された対ZX暗殺用改造人間。
安土じょう氏の漫画作品に登場し、タイガーロイドと共謀して良を抹殺しようとるすも、僅かに記憶が残っていた為、良を殺す事が出来ず最後は一人自爆し、その生涯に幕を下ろすこととなった。
小説では、暗殺者として爆弾人間へと変えられているらしく、当初は良を護る為に遠ざけるようなそぶりを見せていた事もあったが、その後完全に洗脳されたようで、UFOサイボーグ第1号トカゲロイド撃破後に良に罠を掛け、自爆するがZXが爆発に耐え切った為、未遂に終わる。
SPIRITSでは、ショッカー~バダンまでを支配していた真の黒幕であるバダン総統こと大首領JUDOのかつての従者の1人、アマテラスとして制作された存在という設定で登場する。
元々は、ZXのボディの適合者ながらたった1%の反逆を続ける村雨良の秘密を探るべく、肉親である彼女の肉体を使い真相を探ろうという目的から誕生したらしい。