「良くぞここまで来た。レフェリー、ゴングを鳴らせ!格闘技世界選手権を始めるぞーっ‼」
演:大前均
登場話:第16話「格闘技!闇の女王」
概要
ビール瓶を手刀でたたき割り、重力級のバーベルを飴のようにへし曲げるほどの怪力の持ち主。
覆面に赤いマフラーを身に付け次々にボクサーやレスラーといった格闘技選手を襲撃する“闇の格闘集団”を統率し、自身が格闘王として君臨するためのデビュー戦を飾るために、フライ級ボクサー・沖山満(演:内田直哉)に挑戦状を叩きつける。
また(おそらくエゴス主催の)闇の格闘技の女王にして満の妹でもあるブラックタイガー・マリー(演:ミッチー・ラブ)の命を奪った。
格闘技の王となるべくして誕生した怪人だけあり、常に堂々とした態度をとり、余裕の笑みを見せ続けていたが、さしもの格闘王も『ペンタフォース』だけは防ぎようがなく、敗北を喫する事となった。
格闘技ロボット
演:大前均
格闘怪人の弟ロボ。
主に超怪力を主体としていた兄と違い、額のエゴスのシンボルマークからビームを発射する能力を持つ。また巨大な金属製のブーメランを武器としている。
余談
久保宗雄氏によるデザイン画では幾分か細身で、頭部は覆面レスラーのようなマスク状であったが、本編では大前均氏が顔出しで演じている。
そのため役者が顔出しで演じた怪人バラリンカと同じく、格闘技ロボットが止めを刺される演出が残酷にならないように気を遣われている。
大前均氏は次作『電子戦隊デンジマン』後半に、第三勢力バンリキ魔王役でレギュラー出演し、大きなインパクトを残した。
またこの話で沖山満を演じていた内田氏は、翌年の次作『電子戦隊デンジマン』で戦隊グリーンを演じることになる。
ブラックタイガー・マリーを演じていたラブ女史は、2年前に前作『ジャッカー電撃隊』で戦隊ピンクを演じていた。