概要
背景素材として利用できる作品や、森の中を歩いている人の絵、おとぎ話風やファンタジー風のイラストなどが多い。
ヨーロッパの民話において、森は「獣や魔物や魔女などが棲む恐ろしい場所」として扱われる事が多い。
特に、グリム童話発祥の地であるドイツでは、南西部を「シュヴァルツヴァルト(黒い森)」と呼ばれる広大な森が覆い尽くしており、一度迷いこんだら二度と出られない事も多かった。黒と見まがうほどの濃い緑色をしたモミの木が果てなく続く、深く暗い森は、中世のドイツ人にとっては恐ろしい場所だったのだろう。
これは日本人が山に対して畏怖の念を抱き、神や妖が住まう場所として祀っていたのと同様の捉え方といえる。
関連タグ
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