概要
横漏れとは、管や容器などが破損したり、収容力の限界を超えたために、内容物が意図せず「側面から」出てしまうこと。また、そのさま。
2023年5月現在ではインターネットからリアルまで、生理用品が経血を、またはおむつが液状の便を吸収パッドが吸収しきれなくなり、汚物が下着の外に出てしまう「便漏れ」のことや、その状態を表すことが多い。
pixivでは「おむつ」の横漏れを扱った、年齢制限(R-18)つき作品がほとんど。横漏れを主役にしていながら、このタグがついていない作品も多い。
おむつの横漏れ
『おもらし』の派生。「漏れる」「あふれる」「決壊」などと表現されることもある。
尿吸収パッドでの吸収が追い付かなかったり、おむつと身体に挟まれて押し出された排泄物が、ウエストや足を通すための穴(→鼠蹊部)の隙間から流出してしまうことをいう。なかでも背中側に漏れ出る場合は「背中漏れ」という。尻尾のある生き物の場合、それを通す穴から漏れ出す可能性もある。
近年の使い捨ておむつ(紙おむつ)は便漏れ防止のため主にギャザーやゴムの締めを改良して漏れを防ぐ工夫を凝らしているが、それでも使用者の対応が不適切だと正しく機能せず、やはり隙間から漏れ出してしまう。
いずれにせよ、衣類や家財道具などを汚染、見た目と衛生面両方を損なってしまう。しかし、その状態に対して刺激を感じる、いわゆる「変態」も少数存在するようだが…。
- 横漏れしやすい例
- 人間(風)の体格をもつ者は、「座る」という性質上、性器から肛門まわりに高い圧力がかかる。そこに溜まっている排泄物は必然的に圧力の低い所へ一気に押し出されることになり、その一部が圧力を保ったまま、鼠径部の穴やウエストの伸縮材の隙間を通り抜けて外に出てしまう。
- 育児を扱うブログサイトでは、「正面から見て『下向き』にすることで、おしっこをおむつの吸水ポリマーに直接当たるようにする」と良いとされる。腹やふくらはぎに向いていると、おしっこの勢いが強いまま鼠径部の穴やウエストの伸縮材の隙間に入り、一部は通り抜けて流出してしまう。
ムーニーマンの「ゆるうんちポケット」のように、おむつ本体で便漏れを強く抑制できるよう設計された使い捨ておむつも存在する。