永田カビ
ながたかび
『レス風俗レポ』によると、元々普通に仕事をしていたが、うつ病になりギクシャクした生活を続けていたらしい。そのような折、レズビアン風俗に行ったことがきっかけでやがて立ち直り、このことを含めて上記の漫画でデビューを果たす。また、「おセックス」の言葉が一時期流行した。
後にpixivコミック連載『一人交換日記』を出版。
漫画家生活は順調に送っているようであり、山口揚平・著『そろそろ会社辞めようと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか<最新改訂版>』(メディアワークス文庫)や、御坊・著『すべての女性にはレズ風俗が必要なのかもしれない。』(WAVE出版)のカバーイラストおよび挿し絵を担当するなど、イラストレーターとしても活動するようになるなど優遇されている。
『ヒバナ』(小学館)2017年3月号にて読み切りSF漫画『チカちゃんの憂鬱』を掲載、2018年2月9日、『一人交換日記2』が発売された。
突然の急病
2018年10月7日、アルコール性急性膵炎・脂肪肝と診断され、途中で「重症急性肝炎」となり同月26日まで入院することになった。2019年11月7日、その体験を描いたエッセイ『現実逃避してたらボロボロになった話』を出版・発売。
原因は「絵が描けない」「アイデアが浮かばない」などのスランプに陥り仕事に力が入らず現実逃避した結果、酒を飲まずにやっていられなくなった末に居酒屋をはしごし、自宅でも酒を浴びるように飲んだことによるもの。
腹痛の度に市販の胃薬やロキソニンなどを服用したため、ろくに通院しなかったことも起因していたようだ。
入院中、採決の際に「血がドロドロして採りにくい」と看護師から言われるほどの重体だった。
闘病中にも少しずつ執筆作業をしており、「血が逆流する」「自身の点滴が他人のパックと間違えられる」などの災難に遭ったが大事には至らなかった模様。
外出の際、点滴のチューブを腕にネットで巻かれた際には「ねじ式の主人公」よろしく腕を抑えていた、と表現している。
次第に容体はよくなり、飲酒も控えめにしながら活動を再開している。