東海道本線東京口の中距離電車系統の通称。東京駅から熱海駅・沼津駅までの区間を指すことが多い。
神奈川県南部の「湘南地方」を通ることからこの呼称が生まれた。
1949年に国鉄初の本格的な長距離用電車である80系が投入され、それまでの客車列車を電車化したのが始まりとなる。以来、使用車両は置換えが幾度か行われているがオレンジ色(黄かん色)と緑色のツートンカラーが一貫して車体色(ステンレス車両では帯色)に用いられている。
運行される列車は普通列車が主力だが、東京駅~戸塚駅間は速達運転を行っており、同区間の各駅停車の運行は京浜東北線や横須賀線、湘南新宿ラインなどが受け持っている。