牛次郎
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ぎゅうじろう
日本の漫画原作者、小説家、僧侶。
1940年5月19日、浅草区(現在は台東区)に誕生。父は海軍特務機関の工作員、母は霊媒師だった。母の籍に入り、出生名は牛込記。
1956年、東京都立上野高等学校に入学するが学費が払えず中退。作業員、喫茶店員、バーテンダー、コックなど職を転々とした。
1966年、川崎市でミュージシャンをしていた時にパチンコ台製造の西陣に入社し清水一二会長の趣味の楽団で音楽を制作。
1968年、清水一二会長が亡くなり、会社に居づらくなり退社。上石神井(練馬区)で洋食店「キッチン・ブルドック」を開業したが客層が悪く半年で売却した。
1969年、産経新聞に載った「夕刊フジ創刊」の記事を読み、ほとんどのギャンブルを網羅しているのにパチンコがないのに気づき、直接売り込みに行ってパチンコ・ライターとなる。
1971年、「週刊少年マガジン」(講談社)連載の「釘師サブやん」(作画:ビッグ錠)で初の漫画原作を手掛ける。
1973年、「週刊少年ジャンプ」(集英社)連載の「包丁人味平」(作画:ビッグ錠)で原作を手掛ける。
1977年、「日刊ゲンダイ」連載の「やる気まんまん」(作画:横山まさみち)で原作を手掛ける。
1981年、小説「リリーちゃんとお幸せに」で第8回野性時代新人文学賞受賞。
1982年、「月刊少年マガジン」(講談社)連載の「スーパーくいしん坊」(作画:ビッグ錠)、「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)連載の「プラレス3四郎」(作画:神矢みのる)で原作を手掛ける。
1986年、テレビドラマ「セーラー服通り」(TBS)の原案・脚本を手掛ける。臨済宗妙心寺派で出家得度し、牛込覚心となる。
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