概要
CV:矢島晶子
アニメ、美少女戦士セーラームーンS第15話(通算104話)「友達を求めて!ちびムーンの活躍」にて登場したゲストキャラクター。
人物
少女めいた儚げな容貌の美少年、本名はやぶら小路ぶら小路 玉三郎。
まだ幼いながらも、茶道の名家、やぶら小路ぶら小路家の家元であり、天王はるか及び海王みちると知り合い。
はるかとみちるを招待したお茶会にやってきた月野うさぎ、地場衛、二人の未来の娘で友達を作るために再び現代へとやってきたちびうさにもお茶を振る舞う。
正座に疲れ、作法に慣れていないうさぎとちびうさが緊張しないようにと、柄杓の上に茶碗をのせて曲芸を見せるという粋な心配りを見せる。
しかし、はるかとみちるの発言からその茶碗が国宝級の一品で買えば数千万円はくだらない品と知ってうさぎをより緊張させてしまい、しびれた足で立ち上がった彼女が茶碗を割りかけるハプニングがおこる。
土萠教授にタリスマンを秘めたピュアなハートの持ち主の可能性を見いだされ、ユージアルによってピュアなハートを抜き出されて倒れてしまう。
ピュアなハートはセーラーウラヌスとセーラーネプチューンに取り戻してもらい、土萠教授が造ったダイモーン、チャガーマ(声:ならはしみき)をセーラームーンが倒すのを朧げな意識の中で目撃し、かっこいいと憧れる。
後日、玉三郎の茶会に招かれたはるかとみちるが慌てて出ていくのを目撃したうさぎとちびうさが首をかしげながら玉三郎のもとへといくと、セーラー戦士に憧れるあまりにコスプレをするという暴挙に出た玉三郎が出迎えたため、うさぎとちびうさもそそくさとその場から立ち去るのだった。
「夢うつつに見た戦士のかっこよさに、新しい茶道の姿を見つけました。
礼儀と作法のセーラー服美少年家元。セーラー玉三郎、イエーイ!」
クレヨンしんちゃんとのコラボ
放送局が同じテレビ朝日であり19:00~19:30と放送時間帯が同じだったクレヨンしんちゃんとセーラームーンのコラボレーション企画によって生み出されたキャラクター。
クレヨンしんちゃんでは第109話「アクション仮面に再会だゾ」(1994年8月8日放送)の回に登場する劇中アニメ「セーラームフーン」が登場する。
作中、野原みさえの旧友の漫画家、白井好子(原作者の臼井儀人の捩り)に誘われて、同人誌即売会のイベントに向かったみさえと野原しんのすけはコスプレに興じるファンを目撃するとあり、玉三郎のセーラー戦士のコスプレに通じるものがある。
玉三郎が登場した「友達を求めて!ちびムーンの活躍」は同年の8月20日と二週間ほどズレが生じているのは特番休止のためである。
玉三郎役の矢島晶子は同話の序盤にてちびうさにナンパ及びセクハラを仕掛けた(見た目は)美少年の役も担当しており、ちびうさがその少年と出会う前に拾った彼が落としたじゃがいも頭に赤いシャツ、黄色いズボンを履いた5歳児のストラップは所謂中の人ネタである。
なお彼の母親も登場しており、息子に拳骨を食らわせている。
セーラー❤ムフーン
「愛と正義と勇気と友情のセーラー服美少女軍団参上!
好きになったら、お見知りおきを❤」
アクション仮面の次の番組で、しんのすけはこの作品も楽しんでいた。
シリーズ二作目なのか正式名称は「セーラームフーンH」となっている。
監督は伊藤一彦(伊藤郁子と幾原邦彦のパロディ)で、イケメンだったためにみさえはサインをもらっている。
なお決め台詞に勇気と友情が追加されているのは放送局、製作所は違うものの同時期に放映されていた赤ずきんチャチャをモチーフにしている。
セーラームフーン
セーラームーンをモチーフにしたキャラクター。
オレンジ髪のツインテール、イメージカラーは赤。
声優は荒木香恵、無印最終回、R初期でのセーラームーンの代役をつとめ、後のちびうさ役となる。
セーラーイヤーン
セーラーマーキュリーを思わせるキャラクター。
金髪のショートヘア、イメージカラーは緑。
声優はマーキュリー役の久川綾。
セーラーバカーン
セーラーマーズっぽいキャラクター。
薄緑色のロングヘア、イメージカラーは青。