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真理姫

まりひめ

武田信玄の三女で木曾義昌の正室。天文19年(1550年)〜正保4年7月7日(1647年8月7日)。
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プロフィール編集

生没:天文19年(1550年)〜正保4年7月7日(1647年8月7日)

父:武田信玄

母:三条夫人または油川夫人

法名:真竜院


兄:武田義信海野信親西保信之武田勝頼

弟:仁科盛信葛山信貞武田信清

姉:黄梅院見性院

妹:桃由童女菊姫松姫


概要編集

生涯編集

信玄の三女。時期は不明だが、おそらく1560年~1570年頃に武田家に従属していた信濃木曾谷の領主・木曾義康の嫡男・義昌の元に正室として嫁ぐ。


しかし1582年に義昌は、主君にして真理姫の兄である武田勝頼を見限り織田方に付く。この直後、真理姫は自ら義昌と離縁した(異説あり)。

義昌の裏切りをきっかけに、織田信長徳川家康北条氏政氏直は武田家を滅ぼす。


義昌との離縁後、木曾の地で旧家臣達の助けを借りて生活した。なお、義昌と離縁していない説によると義昌の下総・阿知戸(現在の千葉県旭市)転封にも同行し義昌死後、木曾に戻り余生を過ごしたという。


正保4年7月7日(1647年8月7日)に天寿を全うした。享年98。


桁違いの長寿編集

当時としては異例の長寿で、信玄の子供たちの中では最長寿である。

ちなみに彼女が逝去する2年前に宮本武蔵が、前年に細川忠興柳生宗矩が亡くなっている。


ちなみに彼らの生年と享年は

  • 武蔵:34歳下の1584年生、享年62。
  • 忠興:13歳下の1563年生、享年84。
  • 宗矩:21歳下の1571年生、享年76。

忠興や宗矩は言うまでもないが武蔵でも当時なら長生きの部類であるため真理姫の長寿ぶりがうかがえる。


登場作品編集

おんな風林火山編集

演:比企理恵/谷本重美(現・小川範子)

史実通り、木曾義昌の正室として登場。


風林火山(大河ドラマ)編集

演:山内亜美(現・内山あみ)/北村燦來

史実通り、木曾義昌の正室として嫁ぎに行く。

このドラマでは、「母は油川夫人(作中における名は於琴姫。演:紺野まひる)説」が採用されている。


戦国大戦編集

ばれんたいんでぃ

夫義昌からの実装からかなり遅れて参戦。

見た目は天真爛漫なロリっ子(なお、前述した通り史実では兄弟姉妹の中では最も長生き)だが、ゲームにおける性能はかなり強力。

武田家に所属する1コストの槍足軽で武力1統率3と戦力としては心もとないが、特技に魅力と武田家には貴重な特技である防柵を1コストの武将を持っている為、非常にコスパいい武将(正確には姫様)。

計略は士気3を消費する『飛天の祈り』。範囲内の最も武力の高い武将の移動速度が上がるというもので、兵種が騎馬隊の夫である義昌との相性は非常に良い。ただし、強力な計略を持つが速度上昇のない秋山信友真田信綱、効果時間が長い三枝守友といた他も真理姫との相性の良い武将はたくさんいる。

『みんなぁ!真理のために

がんばってくれるかな?』


関連タグ編集

武田信玄 木曾義昌

武田勝頼 黄梅院 見性院 桃由童女 菊姫 松姫

信濃 木曾谷

武田五姉妹

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