もしかして→社畜と幽霊
概要
ブラック企業社員の女性会社員と寂しがり屋の幼女幽霊を中心とした心温まる日常ストーリー。
2019年8月、スクウェア・エニックスより単行本発売。
同年、『月刊少年ガンガン』9月号より紙面版連載も開始。
コミックでのタイトルは『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。』既刊9巻。
2021年6月にはTVアニメ化が発表された。
2022年4月7日から6月23日にかけて、TOKYOMXとAT-Xに加えてBS日テレ、BSフジにて放送された。
アニメーション制作はproject No.9。
なお、資本の異なるBSテレビ局2局で並行放送を行うというパターンは只でさえ珍しいのだが、BS11が絡まないケースとなると完全にレアケースである。
登場人物
幽霊・人外
社畜さんをどうにか会社から立ち去らせたい幼女幽霊。
捨てられていた所を幽霊ちゃんに発見され、社畜さんに拾われた化け猫。
倉橋さんと一緒に住んでいる、メイド服を身に着けた幼女幽霊。
社畜さんのアパート近くの神社に住まう、神の使いを自称する巫女装束の幼女。
鬼の角と狐の尻尾を持ち、「こん(CV:金子彩花)」「こん太(CV:那谷柊優)」の、二匹の狐を使役している。
上記人間以外のキャラの詳細は、幼女幽霊を参照
人間
ブラック企業で働く社畜さん。女性で独身。
普通の人には認識できない幽霊やあやかしを見ることができる。
面倒見が良く、困った人は放っておけない性格。可愛いものには目がない。
幽霊ちゃんの回想に時折登場する「かかさま」(CV:茅野愛衣)に似た容姿を持つが、関係は不明。
倉橋さん(倉橋 サツキ)(CV:内田真礼)
社畜さんの隣の部屋に住んでいる、在宅イラストレーターの女性。
社畜さんと同じく「視える」体質の人間で、幼女幽霊のリリィと同居している。
社畜さん同様に可愛いものが好きで、幽霊ちゃんとみゃーこも気に入っている。若干だらしなく、自身の仕事のスケジュールも把握できず、リリィにそのつど叱られる事もたびたび。
CV担当内田真礼はED『聴こえる?』も担当。
天ヶ瀬 香織(CV:井上麻里奈)
伏原さんの旧友で、不動産屋の娘。霊感が強い家系のため、小さい頃からミコが見えていた。
伏原さんとは学生時代からの友人で、色々と話し合える仲。落ち着いた性格で、人を見る目があり、伏原さんが幽霊ちゃん及びみゃーこと同棲している事をどことなく察していた。
家系から代々ミコの手伝いをしているらしく、彼女の導きで引っ越した者に住居を提供していた。住んでいたアパートが火事になった伏原さんに、新たなマンションを紹介している。
マンションには伏原さんと同様に「視える」体質の住民が多いらしく、そういう存在に寛容でなければ住む事ができないらしい。
住み込みの管理人女性・コハル(CV:井上喜久子)もまた幽霊で、ミコとは知り合い。
余談
「可愛い。」と男性声優について
この漫画の定番として、「幽霊ちゃん達の「可愛い」シーンになると、ナレーションで男性声優が「可愛い。」と言う」というシーンがある(ナレーションの吹き出しに「可愛い。」と共に「CV.○○○○」という形で男性声優の名前が書かれている)。
また、その男性声優が豪華なのも特徴で、7話までの時点で立木文彦、大塚明夫、玄田哲章、藤原啓治、井上和彦、池田秀一と名だたるメンツが挙げられている(この内、井上和彦は下記の表通りアニメ2話で実際に可愛いを担当)。
なお、『ガンガン』連載版(および単行本版)では男性声優名の一部が伏せ字(立木□彦、大塚□夫、等)になっている(pixivに掲載されているものも単行本から流用されている話は伏せ字になっている)。
なのでファンからは「もしアニメ化した際にこの「可愛い。」を原作準拠でやったら、豪華男性声優陣の出演料で制作費がとんでもないことになるのでは!?」というのが定番のネタになっていた。
そして遂にアニメ化が発表され、PV第3弾では大塚明夫がナレーションを担当。しかも大塚はあくまでも「このPVの「可愛い。」担当」となっており(作者本人もその話題に関する漫画を描いている)、その後公開されたキャストには「今週の「可愛い。」担当:???」となっていた。
そしてPV第3弾公開と同時に公式Twitterで各話ごとに異なる声優がナレーションを担当することが発表された。
キャスト
本作にはサブタイトルが存在しないため、実質これも兼ねている。
関連タグ
世話やきキツネの仙狐さん:「主人公がブラック企業の社畜で過労」「かわいい人外の存在に癒される」「内田真礼が出演」という点が共通している。
遊戯王OCG:幼女幽霊に癒されるどころか脅されるカードゲーム。
外部リンク
作品紹介(ガンガンオンライン)
作品紹介(ガンガン)