「ばんざい、スネ夫の秘密は永久に守られた!」
概要
藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。初登場エピソードはTC28巻収録「大ピンチ!スネ夫の答案」。
スパイ等に奪われた秘密書類を遠くから狙い撃ち、焼き捨てることが出来る銃。その威力は凄まじく、書類を消失させるだけに留まらず周囲の人間や物を吹き飛ばして黒焦げにしてしまうほど。
作中ではドラえもんが使用し、スネ夫のテスト用紙を焼き捨てようとした。しかし上記の通り凄まじい威力を誇る為、答案どころかスネ夫や彼の母親を巻き込んで大爆発を巻き起こしてしまった。
この時、スネ夫は自分が裏山の千年杉の下に埋めた100点の答案を母親に見せようとしていたのだが、ドラえもんは「スネ夫が0点を取ってしまい、母親に答案を見せろと叱られている」と勘違いしていた。その為、ドラえもんはスネ夫の秘密を守るつもりでこの道具を使用したのだが、スネ夫にとっては貴重な100点の答案を失うという踏んだり蹴ったりな結末になってしまった。
水田わさび版アニメにおいては、2007年版では道具の名称が「秘密情報焼き捨て銃」に変更されているが、2018年版では原作版通りの名称に戻っていた。