概要
2019年8月9日に放送「ゾクゾク!?学校の七不思議」に登場。
このディスクを頭の上にのせると、考えたものを立体映像として写すことが出来る。
ストーリー
夏のある日。しずかが通っているピアノ教室の先生が生まれ故郷の想井沢の小学校跡でピアノコンサートを開くことを決め、しずかたちも参加することになった。
想井沢にはスネ夫のパパの友人の別荘があり、スネ夫とジャイアンとのび太はその別荘に泊まることが決まっているのでのび太たちもピアノコンサートを観に行くことを約束する。
ピアノコンサート前日、スネ夫のママが運転する車で想井沢に到着したのび太たちは早速、しずかとの待ち合わせ場所でもある小学校に向かう。その途中、のび太はジャイアンとスネ夫から小学校にまつわる七不思議を聞かされる。
七不思議は「涙を流す二宮金次郎像」「音楽室の悲鳴を上げるベートーヴェン」「理科室にある笑うガイコツ」「飛び出して襲ってくる廊下の天井の染み」「踊り場の鏡から覗く鬼婆」「職員用のトイレから現れる化け物」「誰もいない体育館からのピアノ演奏」
ジャイアンとスネ夫は七不思議を確かめるためにも想井沢に来たのだった。
小学校内ではしずかを初めとした5人の生徒たちがピアノの練習を始め、しずかの練習中、ピアノ教室の生徒たちは七不思議の話題を始めるが怖がった生徒の1人が悲鳴を上げたことに驚いたしずかは演奏を止めてしまい、先生に厳しく注意され、泣いてしまう。
しずかとの待ち合わせ場所まで時間があることから七不思議調査のために学校を探検していたのび太たちはその光景を見て、しずかを泣かせた先生に怒り、彼女を七不思議で驚かせることにする。
スネ夫はシーツでオバケに変装し、音楽室の窓を横切るが、その時に転倒してしまい、脱げたシーツが飛んで行ってしまう。生徒がシーツに驚いたことから先生は自分で調査に向かうことにした。その直後、シーツは外にいるのび太の上に降ってくるが驚いたのび太は悲鳴を上げ、それを聞いた生徒たちはベートーヴェンの悲鳴と勘違いする。
無我夢中で走るのび太は忘れ物の水筒をどこでもドアで届けに来たドラえもんとぶつかると落ち着きを取り戻し、ドラえもんに事情を説明。ドラえもんも協力することにし、頭の上に乗せるとその人が考えたものを映し出せるひみつ道具・空想ディスクを取り出す。
一方、ジャイアンは濡れ雑巾を先生にぶつけようとするも先生ではなく、銅像にぶつけてしまい、シーツを回収しに来たスネ夫は銅像が泣いていると勘違いしてしまう。
ジャイアンは次に懐中電灯で光らせたガイコツで驚かそうとするも今度はドラえもんとのび太が勘違いしてしまった上、風で飛ばされたシーツがドラえもんに被さり、のび太の水筒で滑ったジャイアンが手放した懐中電灯が天井を照らしたことでシーツ姿のドラえもんが動く染みとなって、それに驚いたジャイアンが手放したガイコツがスネ夫の上に降ってきて、スネ夫も悲鳴を上げ、生徒たちはより怖がるのだった。
のび太は空想ディスクで怖いものであるママを出現させ、それが鏡に映る鬼婆となるも先生ではなく、ジャイアンが怖がってしまう。
今度はドラえもんが使うも巨大ネズミを思い浮かべてしまい、それに追われる羽目になり、ジャイアンとスネ夫からは巨大ネズミがトイレの化け物と思われる。
逃げる3人が転倒した際、ディスクは先生のほうに移動し、先生のイメージにより、小学校時代の先生とその先生の先生である女性が映し出され、少女時代の先生は体育館でピアノ演奏を始める。
のび太が落とした水筒を届けにきたしずかも加え、ドラえもんたちはピアノ演奏が流れてきた体育館に足を運ぶ。
そこで先生は当時は上手にピアノが弾けず、レッスンが嫌いだったことを明かし、明日のコンサートで緊張して、しずかたちに厳しくしすぎてしまったことを謝罪。「明日の演奏は楽しみましょう」とエールを送る。
翌日、ドラえもんたちが見守る中、楽しくピアノ演奏をするしずかたちの姿があった。
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