菊亭家

きくていけ

菊亭家とは公家の家格の清華家の一つ。別名は今出川家という。

概要

西園寺実兼の四男兼季が始祖で今出川殿に住んだことで今出川を号したが菊亭と号した。由来は兼季の邸宅に菊の花を植えたことから菊亭と号した。晴季は羽柴秀吉に関白任官に関わったという、明治維新後は今出川から菊亭に改姓し侯爵に叙爵された。

歴代当主

代	当主	生年、誕生日	続柄
1	今出川兼季	弘安4年（1281年）	西園寺実兼の四男
2	今出川実尹	正和5年（1316年）	兼季の男子
3	今出川公直	建武2年（1335年）	実尹の男子
4	今出川実直	興国3年/康永元年（1342年）	実尹の男子
5	今出川公行	正平20年/貞治4年（1365年）	実直の男子
6	今出川実富	不詳	公行の男子
7	今出川公富	応永3年（1396年）	実富の男子
8	今出川教季	応永32年（1425年）	実富の男子
9	今出川公興	文安2年（1445年）/文安3年（1446年）	教季の男子
10	今出川季孝	文明11年（1479年）	公興の男子
11	今出川公彦	永正3年（1506年）	季孝の男子
12	今出川晴季	天文8年（1539年）	公彦の男子
13	今出川季持	天正3年（1575年）	晴季の男子
14	今出川経季	文禄3年11月20日（1594年12月31日）	季持の男子
15	今出川公規	寛永15年1月12日（1638年2月25日）	徳大寺公信の男子
16	今出川伊季	万治3年5月29日（1660年7月6日）	公規の男子
17	今出川公香	元禄4年5月1日（1691年5月28日）	伊季の男子
18	今出川公詮	元禄9年3月29日（1696年4月30日）	伊季の男子
19	今出川実興	享保元年（1716年）	公詮の男子
20	今出川誠季	正徳3年9月17日（1713年11月4日）	西園寺致季の男子
21	今出川公言	元文3年8月1日（1738年9月14日）	誠季の男子
22	今出川実種	宝暦4年6月4日（1754年7月23日）	西園寺公晃の男子
23	今出川尚季	天明2年9月18日（1782年10月24日）	実種の男子
24	今出川公久	文化3年5月22日（1806年7月8日）	尚季の男子
25	今出川実順	天保3年7月13日（1832年8月8日）	公久の男子
26	菊亭脩季	安政4年5月6日（1857年5月28日）	鷹司輔煕の男子、東山天皇の子孫
27	菊亭公長	1889年（明治22年）1月8日	脩季の男子
28	菊亭実賢	大正5年（1916年）	公長の男子
29	菊亭直子	昭和16年（1941年）	実賢の女子

関連項目

朝廷　公家　堂上家　清華家　今出川家