概要
『ライザのアトリエ』の主人公、ライザリン・シュタウトにつけられたあまりにもあんまりな渾名。
元々彼女は「平凡で特長がないのが特徴」という触れ込みであったが、外見は歴代主人公と比較しても目を引く巨乳とふとももで大変に存在感を放っており、そのギャップがツッコミの的となっていた。
SNS時代の常として、それは次第に大喜利大会と化していき、比例して人体錬成がしたい(性的な意味で)などと欲望を隠そうともしない輩も増加。果てはこの娘自体が赤ちゃん錬金釜(※)ではないか?という疑いさえ投げかけられるまでになった。
そのパワーワードぶりは瞬く間にまとめサイトのタイトルなどに用いられて広く拡散されることとなり、ここpixivでも記事が立てられるに至ったのである。
- ※錬金釜とは
錬金釜はアトリエシリーズに登場する道具で、錬金術士が調合を行うときに用いられる。
調合とは、錬金釜の中に素材を投入し、アイテムの性質を混ぜ合わせて新たなアイテムを作り出すことである。具体的な原理は不明だが、錬成に成功すると素材の性質を引き継いだアイテムが手に入る、アトリエシリーズ恒例のシステムである。
調合をするときは棒を用いて釜の中をぐーるぐーるとかき混ぜる。また、かき混ぜ方は作りたいアイテムによっても変わる模様。アトリエシリーズの錬金術の多くは錬金釜の中で行われるため、錬金術士にとっては必須アイテムともいえる。
使用上の注意
たとえ二次元と言えども他人にセクハラや物扱いをしている様を見て良い気になる人は少ないという事は大前提として、内輪ネタとしても初見のインパクトほど使い勝手の良い単語ではなかったりする。
同様に旧来からのアトリエファンにとっても気分は良くない。
なお発売された現在となっては、何が平凡なのか等はプレイすれば分かるため、不用意にこれらの語を使用すればエアプ呼ばわりされる可能性が高い。
「赤ちゃん錬成釜」「子作り錬金釜」などと表記揺れが激しい上、「この太ももで錬金術は無理でしょ」などの有力な対抗馬が他にもある。
海外からも「錬精術士」(練成の成が精子の精になっている)といったパワーワードが上陸してきており、渾名は増える一方である。
2019年初夏時点では記事名通りの形でタグ付けされている作品は全体の1割にも満たず、「ライザリン・シュタウト R-18」あたりで条件検索を掛けた方がよっぽどお目当ての作品を見付けやすいのが実情となっている。