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超融合!時空を越えた絆

ちょうゆうごうときをこえたきずな

2010年1月23日に公開された3Dアニメ映画。テレビ東京系「遊戯王」シリーズ10周年記念作品。正式タイトルは『10thアニバーサリー 劇場版 遊☆戯☆王 〜超融合!時空を越えた絆〜』
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さらばだ…… 歴戦のデュエリスト達よ!


概要編集

テレビ東京系での遊戯王アニメ10周年記念の映画作品で歴代3作品『遊戯王デュエルモンスターズ』、『遊戯王デュエルモンスターズGX』、『遊戯王5D's』の主人公が集結するクロスオーバー作品。


劇場版遊戯王作品としては通算3作目にして、テレビ東京系シリーズ初の日本国内向け映画。

入場者限定として遊戯王5D'sOCGカード『Sin真紅眼の黒竜』が配布された。


ゲスト声優としてパラドックス役にロンドンブーツ1号2号田村淳を起用。またテレビ番組『サキよみ ジャンBANG!』の司会のアメリカザリガニの柳原哲也と平井善之、南明奈も出演している。


当時放映中だった5D'sの番組冒頭では9週に渡って劇中で使われる9種類の新モンスターを紹介。映画の試写会の模様や主人公声優3人のアフレコ収録風景などもあわせて放送。また、映画の公開期間中はオープニングとエンディングが映画の映像が盛り込まれた特別仕様になっていた。


2011年2月26日より全米でも公開。順次ヨーロッパ圏やアジア各国でも上映された。また、日本でも『世界公開記念』と題し同日よりワーナー・マイカル・シネマズでアンコール公開が行われた。


アンコール上映では本編映像の後に当時の新シリーズであった遊戯王ZEXALの本編がダイジェストとして公開された。2011年6月15日にDVDとBlu-ray Discが販売。3Dと2Dの2種類の映像が収録されており、初回特典として前述の「Sin 真紅眼の黒竜」1枚、描き下ろしスリーブ、ブックレットなどが封入されている。


時系列的に遊戯王デュエルモンスターズはバトルシティ終了後、遊戯王デュエルモンスターズGXはデュエルアカデミア卒業後、遊戯王5D'sはWRGP開催までの準備期間中でクラッシュタウン編の前となっている。


ストーリー編集

世界を破滅させるために未来から来た謎の男・パラドックスに自分のエースモンスターであるスターダスト・ドラゴンを奪われた不動遊星。

遊星は赤き龍の力によりタイムスリップし、カードの精霊の力を使うことができる遊城十代のもとにたどり着く。そこで事件の真相を知る遊星。


パラドックスを追い、伝説のデュエリスト・武藤遊戯の時代にやってきた遊星と十代は遊戯と出会い、力を合わせて戦うことを誓う。

世界を救うために、そして遊星のスターダスト・ドラゴンを取り戻すために、遊戯・十代・遊星はパラドックスと壮絶な決闘を繰り広げる!


登場人物編集

主要人物編集

不動遊星編集

遊戯王5D'sの主人公。シグナーの一人。

当時5D'sが放送中だった為、主人公の中でも主役的なポジションにいる。過去のデュエリストである遊戯や十代には常に敬語で接しているため、アニメ本編では見られないような言動も多い。パラドックスとのデュエル中にスターダスト・ドラゴンを奪われてしまい、歴史の歪みにより街が滅びるのを防ぐため、赤き龍の力により過去にタイムスリップし十代と遊戯の時代に現れた。

遊城十代編集

遊戯王デュエルモンスターズGXの主人公。精霊の力を操る。

歴史の歪みによって起きた怪現象を調べており、パラドックスに追いつめられるも、遊星に助けられる。アカデミア卒業後(=GX終了後)なので大人になった姿であるが、GX1期の明るい性格となっている。E・HEROネオスの実体化を平然とやってのけたり、3階以上の屋根から地面へ華麗に着陸したりとパラドックスとリアルファイトを繰り広げる。本作においては3人の中では最年長だが、憧れの存在である遊戯には敬語で接している。

武藤遊戯 / 闇遊戯編集

遊戯王デュエルモンスターズの主人公。伝説のデュエリストと呼ばれている。

5D'sの時代では「ファラオの魂が宿っていた」とも言われている(ちなみにGX時代も一部からは「名もなきファラオの魂」の呼称を知られていた)。

タイムスリップしてきた遊星と十代には表遊戯が対応したが、パラドックスとのデュエルの際には「ここは俺にやらせてくれないか」と闇遊戯が表に出てデュエルを行った。

闇遊戯は原作では前に進んで戦うタイプだが、本作では後輩2人のバックアップにまわっている(ちなみにこのとき十代とともに手札事故となっており、遊星が先攻を担当し、各種準備を行ったため攻勢に回れている)。

なお、後輩2人には呼び捨てかつタメ口で対応(GX最終回では十代には「十代君」と言っていた)。

「それはどうかな」でパラドックスにダメージを与える等とデュエルチャンプの風格を見せつける。

パラドックス編集

未来からやって来たデュエリスト。

自身の住む未来では世界が崩壊しており、その原因がデュエルモンスターズにあると考えたため、開発者であるペガサスを抹殺してデュエルモンスターズの存在を消去しようと企む。各時代のデュエリストのモンスターを奪い戦力とし、ペガサスの抹殺にかかった。

3対1のハンデ無しデュエルをやってのけ、高攻撃力の上級モンスターを絶え間なく繰り出し、主人公達を追い詰めたりとラスボスに相応しい人物である。


デュエルモンスターズからの登場人物編集

ペガサス・J・クロフォード編集

童実野町で開催されるデュエル大会のゲストとして現れる。

パラドックスによって殺害されてしまうが、双六と同じく遊戯たちによって救われた。

武藤双六編集

遊戯と一緒にペガサス主催のイベントに来たが、パラドックスの破壊行為に巻き込まれて死亡する。

これが遊戯がパラドックスと戦うきっかけとなる。……相変わらずヒロインポジなGちゃん

最終的に遊戯たちが過去に戻り流れを変えたことで事無きを得た。


デュエルモンスターズGXからの登場人物編集

大徳寺、ファラオ編集

十代のデュエル・アカデミア時代の恩師で、共に旅をする幽霊。ファラオは彼の飼い猫

大徳寺はファラオに魂を呑み込まれたまま、今でも成仏出来ずに現世に留まっている。

十代と共に過去へ行き、戦いを見守る。

ユベル編集

十代と魂を融合している精霊。パラドックスの野望を阻止しようとする十代たちをサポートする。

本作では4期と同じく第1形態のみ登場する。またカードとして使用されることは無い。


5D'sからの登場人物編集

ジャック・アトラス編集

遊星のライバルで、シグナーの一人。

ゼロ・リバースの悪夢に苛まれる遊星をライディングデュエルに誘った。遊戯の存在を知っており「武藤遊戯とデュエルしたいのならタイムスリップでもしない限り無理だ」という発言をしている。

クロウ・ホーガン編集

遊星の幼馴染で、シグナーの一人。

ジャックと共に遊星をライディングデュエルに誘い、パラドックスとの戦いを目撃する。

十六夜アキ龍亞龍可編集

3人とも遊星の仲間で、アキと龍可はシグナーの一人。スターダスト・ドラゴンを奪われた遊星たちの元に、過去の情報を持って訪れる。


スタッフ編集

原作:高橋和希集英社週刊少年ジャンプ」)

連載:遊戯王GX、遊戯王5D's(集英社「Vジャンプ」)

監督:竹下健一

監修:小野勝巳

脚本:吉田伸

デュエル構成:彦久保雅博

キャラクターデザイン・モンスターデザイン・総作画監督:加々美高浩

Dホイールデザイン:こかいゆうじ

アニメオリジナルカードデザイン:長森佳容

アニメオリジナルカード原画:菊池陽介、中島渚、江原康之、原憲一

美術監督:東 潤一

色彩設計:箕輪綾美

撮影監督:枝光弘明

音響監督:平光琢也

アニメーション制作:ぎゃろっぷ

製作:テレビ東京、NAS


主題歌編集

「makemagic」(jealkb)

jealkb(読み:ジュアルケービー)は、パラドックス役の田村を中心に結成された所謂よしもと芸人によるビジュアル系バンド。


関連タグ編集

遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王DM 遊戯王GX 遊戯王5D's

遊戯王5DX 劇場版遊戯王

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