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進化生物

しんかせいぶつ

進化生物とは、「錆喰いビスコ」の舞台である未来日本にて、錆や胞子の影響で進化を遂げた生物たちである。
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概要編集

錆喰いビスコ』の舞台である未来日本では錆と胞子の影響により、生物が自分を信じれば強くなり、疑問を持ってしまうとその通りに絶滅してしまうという現象が起きており、結果として現代の常識を超えた進化を遂げた異形の生物たちが跋扈している。

錆び風が精密な鉄機械を食い荒らしてしまう未来日本では、錆び風に強いそうした自然進化した生物を生体エンジンや兵器として企業が改造生産している「動物兵器」を採用している県も数多い。

理性を持つ人間は生き延びにくく、カニなど単純な性質の生物はどんどん大型化するという。この錆は人間にはサビツキという病魔となって降り掛かるが、猫柳パウー赤星ビスコの肉体の成長は、その単細胞さと錆の影響によるものでもある。未来日本で充分なタンパク質を摂取するのが難しいのに登場人物の多くが筋肉質なのも、大気中の錆が生物の意志力に呼応してそれを補填しているからである(その代償に寿命は短くなっている)。


錆喰いビスコに登場する生物一覧編集

作中に登場した生物、主に進化生物および動物兵器を記す(どちらとも異なるものもいるが、まとめてここに記す)。なお、比喩(怪我したサメ、キリンの脳味噌など)に使われた生物は除く。


テツガザミ初登場…1巻、20pg。橙色の甲殻をもつ大型の蟹。高さは人の背丈の2倍ほど。横ではなく、前方に向かって走る事ができる。多くのキノコ守りの里では、アクタガワのようなテツガザミの飼育が行われている。その殆どが大きくなるまえに勇敢に散ってゆくが、ある程度育った蟹には名前が与えられる。また、死んでしまった蟹は家族で食すのが習慣で、強かった蟹の肉を食べるとその力を授かると言われている。薬物の催眠を利用して半強制的に操るキノコ守りもいる。キノコ守りが蟹に文豪の名前をつけるようになったのは、原初の神蟹サントーカを種田山頭火のことだと思った(キノコ守りは漢字が読めない)のが始まりで、文豪の名前をつければ強い蟹に育つという縁起が定着したからである。戦闘種でない蟹にはアガサとかサマセットみたいな英名がつくこともある。強靭な体と扱いやすい性格から、海沿いの県の自警団が動物兵器として採用されていた事もある。強靭さと鋏の剛力から、一時は無敵の兵科と言われた。育てるのは用意なことではないが、もしテツガザミ砲兵の小隊を組織できればいかなる地形からでも放たれる曲射砲撃で敵陣を蹂躙してしまえるという。しかし脱走されても止める手段がないとか。沖縄の蟹兵部隊が九州へ行軍する際の異常気象で、好物のコムギエビが大発生したために全兵が海へ飛び込んだきり戻らなかったという逸話から、今では自警団が採用することは殆どない。合図で伏せたり、主人を気遣ったりできる知能の高さをもち、指笛にも応える。名の由来にもなった硬い甲殻はエスカルゴの溶解液すら耐え、力も重機より強い。甲殻は生体金属と呼べるような性質で、熱や冷気に強いが電気をよく通すため、電撃に弱い。火や氷結を防ぐかわりに通電性がよく、筋肉が痺れてしまうとあのパワーも発揮できない。ハサミが欠損しても数日で再生し始める。暑さは苦手だが、寒さには強い。避暑のため、土中へ潜る事もある。山岳、沼、砂漠、海と場所を選ばず行軍する踏破力を持つ。テツガザミの死因はほぼ戦や喧嘩によるもので、じつはその寿命というのはよくわかっていない。本能として戦いを求めるためにどこかで斃れるのが普通の為。ただサントーカが二百歳近かったという説もあり、大きさに栄養が追いつかなくなるまでは生き続けるのかもしれないという。テツガザミの他、コバルトガザミ、プラチナガザミ等の品種も存在するがその甲殻の美しさから乱獲に遭い、いま本土に寄り付くことは少ない。また古の蟹の英雄サントーカはアダマンガザミという学名が付けられているが、近年では長寿のテツガザミが変化したものであることがわかっている。
沼ガニ登場…1巻、239pg。生息地…北霜吹湿地帯。本種の雌にアクタガワが反応して追いかけていた。
タカアシガニ作者Twitterより。四国のキノコ守りの里で飼育が行われており、リーチを生かした戦いぶりが特徴。雄のヤスナリが東京との戦いに参加したが、戦死している。
コムギエビ登場…1巻、98pg。テツガザミの好物。
招きエビ登場…7巻、120pg。生息地…猫摩国。錆の汚染がないためあまり進化しておらず、脂には臭みがない美味なエビ。
シャコ登場…1巻、41pg。味噌が食用になり、饅頭の具として使われる。アニメの描写から、50cm以上もある巨大なシャコらしい(現実では世界最大のシャコでも約30cmである)。
炭喰いジャコ(日光戦弔宮)登場…1巻120pg。生息地…浮き藻原。ヤドカリのような姿で、アクタガワの3倍以上の巨体、黄色く光る電球のような目、大木のような前脚を持つ戦艦のごとき怪物。骨炭を食う。脳から戦車を動かしてるらしい。「日光戦弔宮」の正体は、栃木軍過激派のゲリラが対忌浜用決戦兵器として製造・育成していたという噂の生物兵器である。日光戦弔宮は忌浜軍に敗北した栃木軍の残党が開発した乾坤一擲の生物兵器で、完成していればこれによって忌浜を攻めるつもりだったのだが、本体の炭喰いジャコが全く言うことを聞かず、ゲリラは解散し、戦弔宮も放棄された。作中でアクタガワに倒されたと思われたが、カクヨム掲載の番外編にて、休眠状態だっただけであったことがわかる。全身に赤ヒラタケが生えた状態で復活し、どこかへ走っていった。作者曰く、今でも浮藻原のいずこかに寺のふりをして潜伏しているかもしれないという。
コゲウツボ登場…1巻、13pg。生息地…北埼玉鉄砂漠。即効性の麻痺毒を牙にもつ砂中魚。砂の海ではナマリザメと並び、人喰い魚として知られる。なお、コゲウツボは実在するウツボの種名(学名Uropterygius concolor)である。
大ウツボ登場…1巻、174pg。干し肉として保存食にできる。
沼ウツボ登場…1巻、246pg。生息地…北霜吹湿地帯
ナマリザメ登場…1巻、28pg。生息地…北埼玉鉄砂漠。砂に潜む人喰い鮫。アニメのミロの台詞から、肝臓に薬効があるらしい。
トビフグ登場…1巻、146pg。生息地…カルベロ貝砂海。体内に溜めたガスで宙を舞う空遊魚。大きく可愛らしい外見ながら、強靭な顎で人を喰う。
火鰤登場…7巻、53pg。生息地…埼玉鉄砂漠。焔のような背鰭をもつ大ぶりの空中魚。場の生命力が強いと背鰭の元気がいい。
エゾアンコウ登場…1巻、225pg。巨大に飼育した個体に各種装甲、兵器を取り付けたフライファットと呼ばれる魚型航空重機に利用される。
浮きアンコウ登場…2巻、26pg。生息地…島根?肝臓を用いた肝そばは島根名物。
キバガツオ登場…3巻、14pg。生息地…四国地方?脂が乗っていて美味い巨大魚。
マグロ登場…6巻、91pg。生息地…北海道周辺?
カツオ登場…6巻、91pg。生息地…北海道周辺?
イワシ登場…6巻、91pg。生息地…海
アカハダ登場…3巻、55pg。生息地…四国周辺海域。鋭い牙をもつ人喰い海水魚。ちなみにアカハダとはカンパチ、マダラ等の魚の地方名であるが、本作に登場する魚がどれかは不明。
モズウオ登場…3巻、98pg。生息地…京都府の清流。嘴を持つ川魚。食べる時はまず嘴をとる。
呑まれウナギ登場…6巻、96pg。生息地…海。粘液に覆われた青白く光る細長い魚。食道めがけて飛びかかり、人の腹に入って内側から捕食する。ちなみに弱った大型魚の体内に入り込み、内側から捕食するという生態を持つウナギ目の魚は実際にコンゴウアナゴという種が存在する。
大ウナギ登場…6巻、91pg。生息地…北海道周辺?ちなみにオオウナギは熱帯、亜熱帯に生息する実在の魚。
ドリルホウボウ登場…8巻、344pg。生息地…海。嘴が鋭利な魚。胸びれを広げて獲物に群れで襲いかかる。
金鱈登場…7巻、120pg。生息地…猫摩国。美味な魚。地上の魚と異なり、錆の汚染がないためあまり進化しておらず、脂には臭みがない。
鈴河豚登場…7巻、124pg。生息地…猫摩国。美味な河豚。白子の天麩羅は脂っこいと評する者も。
北海道登場…5巻、35pg。軟体脊椎動物の生物兵器で、雌。いわゆる軟骨魚類のエイとかサメに近いものの、作者曰く胎生であることから哺乳類との見方もできるという(実際にエイやサメには胎生の種が少なくない)。体内の霊雹が常に寒冷気温に体温を調節することから、赤道付近を泳ぎ回ったとしても、一年を通して降雪が見られる。
せぼね虫登場…5巻、104pg。生息地…北海道の脊椎。スポアコにはスパナゴイキャパレーとも呼ばれる。小さな窓のある箱型の車両の側面から白い昆虫の脚のようなものが生えている。操縦パネルで唸り声を上げて動き、背骨を伝って北海道の体内を移動する。
アカゴダマシ登場…5巻、120pg。生息地…北海道の胃袋。裏側に豚足のような足が生えた脂肪質の肉でできた肌色のモチモチ。軟体進化属の胃袋に住む、消化を補助する菌。胃の中の物に見境なく取り付き、溶かす。
白金まいまい初登場…1巻、35pg。エスカルゴ空機の本体で、空機に用いられているものは兵器にすることを前提に改造・養殖された個体。野生にあれほど巨大な個体は存在しない。エスカルゴ空機は本種の無尽蔵の生体エネルギーを浮力に転用したもので、大重量の兵器を搭載可能になっている。白金まいまいがあんな重機体を飛ばす出力をなぜ出せるのかは、的場重工も原理を解明できていない。これはカタツムリが「自分が飛べないと思ってない」からであるというオカルト的論説が、それ以外考えられないというネガティブな理由で支持されている。作者曰く、超信力の理屈で言うとこれは実は正しいという。エスカルゴ空機は嘔吐誘発用おなか殴打ハンマーを作動させることで白金まいまいの鳩尾をブン殴り、ピンク色の溶解液を吐かせる事で兵器として利用している。この溶解液は岩を溶かし、鉄骨をへし曲げるほど強力。なお、エスカルゴ空機の溶解液は本体の白金まいまいの行動なので、厳密には兵器ではない。エスカルゴ空機は白金まいまいを素体としている都合上、製鉄会社だけでは製造できないので、白金まいまい牧場(?)との共同制作物である。飼料によって性能を向上させることができ、例えばフルーツと日本酒を餌に加えることで溶解液の威力を増加させたり、色ツヤも良くできる他、メンタルの安定による継続航行性の増加など多数の恩恵を獲得できる。作者曰く、生物兵器に軟体が多いのはなんか進化しやすそうだからっていうのがあるとのこと。
ウミウシ登場…1巻、144pg。生息地…カルベロ貝砂海。刺身にして食用になる。
北海ウミウシ登場…5巻、63pg。軟体進化属。古くなった血管を新しく作り直す特性を持つ種族。
島根牡蠣登場…2巻、48pg。生息地…島根県?ビスコがアクタガワにあげたところ、殻ごと食べていた。
吸血フジツボ登場…4巻、190pg。生息地…三途川。二酸化炭素に反応して生者に群がり、血を吸い尽くす肉食の貝類(ちなみに現実のフジツボ甲殻類である)。獲物の身体を群れで覆って固めてしまう。
重油ダコ登場…1巻、190pg。生息地…廃路線。重油の身体のタコ。列車を追う凄まじいスピードで獲物を追う。トンネルに巣喰い、群れで獲物を襲う。親玉は黒く厚く覆う皮膜をもち、キノコ毒すら噛まない。口にはノコギリ状の歯を持ち、口内に内臓がこびりついている。銀酸ナメコと粘液を調合すると溶解剤となる。アニメでは「じゅ〜」と鳴いていたが、これはアニメのポケモンに倣ったとのこと。
ダイオウイカ登場…8巻36pg。錆の影響がない清浄生命体。
ヒトデ登場…1巻、94pg。キノコ守りはヒトデの革でズボンとチュニックを作る。
オニクロヒトデ登場…6巻、49pg。的場重工ではダカラビアという巨大空撮機として巨大化培養されて利用される。五芒星のフォルムを横に回転させて飛ぶ。
浮雲5号登場…6巻、78pg。浮力を持ち、積乱雲を纏って電撃を放つテヅルモヅルの生物兵器。血液は緑色。
砂虫登場…1巻、30pg。生息地…北埼玉鉄砂漠。鉄臭いが、食用に出来なくもない。水に浸けて砂を吐かせればそれなりの味になる。
むかで登場…1巻、14pg。腐り除けに死体に噛ませる。日に当てると暴れるらしく、手指くらいは喰いちぎるという。
テツムカデ登場…アニメ1話。蠱毒の虫壺に使われる。
ウミネコ喰い登場…6巻、74pg。生息地…新潟角田浜沖。巨大飛行海サソリ。群れをなし、背中の4枚の羽根を細かくはためかせて飛ぶ。
岩ダニ登場…1巻、110pg。血の匂いに寄り、傷口に潜られると極めて痒い。
カラスグモ登場…3巻、108pg。高所を好んで群れる。ネズミなどに狙われると、寄り集まって大きな一体の蜘蛛となり、威嚇する。
ハガネグモ登場…1巻、176pg。生息地…おろち林道。群れで巣を作る。 粘着質の糸をミロが調剤し矢に利用していた。
白蟲登場…2巻、150pg。蠱毒に用いられる。
ゲジ玉登場…2巻、150pg。蠱毒に用いられる。
ヒジムシ登場…2巻、150pg。蠱毒に用いられる。
オニダンゴ登場…2巻、150pg。蠱毒に用いられる。
焰硝ダンゴ登場…6巻、110pg。生息地…硝灰山。硝石を喰らって体内に溜め込み、爆発して幼虫をばら撒く危険虫。
スカラベ登場…4巻、263pg。桜の刺青を抑制する甲虫。体内に埋め込んで使う。
カナブン登場…2巻、52pg。燃虫ランタンの油に用いる。
サソリアブ登場…1巻、44pg。生息地…忌浜周辺?刺されると青黒く患部が腫れる毒虫。刺し傷に針を残し、毒が染みると目の周りなら失明に至る。
膨れ蚕登場…1巻、111pg。2リットルペットボトルほどの白い虫。囚人や奴隷に卵を飲ませ、孵化しないよう薬で飼い殺す。
軍用蜂登場…1巻、293pg。腹部に機銃を括り付けた生物兵器。
抱きヤンマ登場…1巻、176pg。生息地…おろち林道。人ほどの大きさの殺人トンボ。
ホネヤンマ登場…7巻、34pg。生息地…忌浜県。ひゅんひゅんと羽音を立てて飛ぶ。
ナナホシテントウカメラ登場…8巻、112pg
乾き虫登場…1巻、188pg。生息地…子泣き幽谷
オニゲラ登場…1巻、188pg。生息地…子泣き幽谷
ウキビル登場…8巻、208pg。生息地…広島県西部。縄張りに入れば餌食になる。
焦げ百舌登場…1巻、202pg。生息地…子泣き幽谷。赤い体に黒ぶちの巨鳥。重油ダコを攫って飛んだが、直後に筒蛇に捕食される。
ベンガルハゲワシ登場…8巻36pg。錆の影響がない清浄生命体。
鉄鼠登場…1巻、30、94pg。生息地…骨炭脈、埼玉鉄砂漠。凶暴な鼠。集団で齧られれば10秒で骨になる。
沼ブタ登場…1巻、235pg。生息地…北霜吹湿地帯。泥を泳ぐブタ。牙は鋭い。
水牛登場…4巻、36pg。肉が食用になる。
琵琶水牛登場…4巻、231pg。2トンほどの水牛。滋賀のゲリラが用いていた軍用牛で、琵琶湖を渡りきる体力と力を持つ。
綿牛登場…1巻、173pg。目を覆うほど体毛の長い牛で、霜吹県の家畜。8巻65pgにて、乳が利用されている描写がある。
霜吹熊登場…1巻、175pg。毛皮が外套の素材になる。
兜熊登場…4巻、203pg。2m以上の大熊で、脳を狙って一息に倒せないよう、遺伝子を操作されて頭部を発達した硬い皮膚で固められている。
山犬登場…2巻、222pg
牙犬登場…2巻、269pg
シマギツネ登場…2巻、111pg。白黒の縞模様が特徴。
ダーウィンギツネ登場…8巻36pg。チリ・チロエ島に生息する、錆の影響がない清浄生命体。
霜ヒョウ登場…1巻、177pg。生息地…霜吹県。鼻が悪く、雪に埋まればまくことができる。
スナカバ初登場…1巻、20pg。スナカバは砂漠に適応したカバであり、それ自体が生物兵器なわけではない。ただし背中に機銃やら榴弾砲を積んでいる場合、脊髄連結兵器機構が搭載された後は生物兵器の扱いになる。イノシゲら役人は区別のため、厳密に兵器でないスナカバを「生カバ」と呼んでいる。同じ動物兵器(イグアナ、カバなど)ならば弱い生物は避け、強い生物の匂いを察知できるので重用された。生物兵器をメインとする未来軍略は環境の変化に弱く、カバにしてもワニにしても『地元最強』ではあるが余所の県の気候下ではかなりパワーダウンしてしまうため守るほうが強く、なかなか県境を動かすことは難しいという。群馬の誇るスナカバ連隊はその継戦能力が特徴で、眠らないカバのタフな攻撃が強み。ただし用兵にあたっては、莫大な餌代を要する。6巻44pgにて、安カバ肉は臭いこと、刺身や揚げ物、尻尾の煮物など食用に広く普及している事が示唆されている。
森呑み登場…4巻、237pg。異常進化したバクの一種。アリクイのような長い舌と鋭い歯で気まぐれに村一つを平らげる貪欲さをもつ。退治には軍隊を動かさなければならないほど。
作者Twitterより。ビスコ世界の未来日本で象兵を見かけることは殆どなく、それは調教のしやすさでカバに劣り、小回りでイグアナに劣り、登攀力、突破力で蟹にかなわないから。ただし非常に賢く危機察知能力が高いため、商人の乗り物として重用される。また一部の宗教では神獣として崇められる。
ガネーシャ砲登場…1巻、285pg。錆エネルギーを充填し、鼻から発射する象の動物兵器。一発撃つたびに、罪の意識でさめざめと泣くという。生物兵器で最もハートフル。アニメではピンク色で描写されている。
オオカワウソ登場…8巻36pg。錆の影響がない清浄生命体。
ボルネオオランウータン登場…8巻36pg。錆の影響がない清浄生命体
ワニ登場…1巻、41pg。ワニまんとして、肉が食用にされる。生物兵器として利用する県もあるらしい。
イグアナ騎兵登場…1巻、90pg。戦場の花形たる兵種で、短銃による引き撃ちや、騎兵ならではの突撃戦術もこなす。 しかしイグアナは忠誠心が低いので、一度敗勢になると総崩れになりやすい。実用に当たっては兵糧を多く用意する必要もあるという。イグアナ騎兵は群馬スナカバ砲兵のことを下に見ているが、ガチンコで戦った場合、カバの方が強いといわれている。ただカバは機動性がないため栃木の戦車隊にはかなわず、逆にイグアナは跳躍力で戦車を圧倒するため、このあたりは三つ巴と言われていた。
白イグアナ登場…4巻、36pg。皮が皮革として利用される。
とかげ登場…1巻、100pg。爪の切れ味からキノコ守りの短刀に用いられる。
転翼ヤモリ登場…4巻、223pg。首のエリマキをプロペラのように高速回転させて飛び、すれ違いざまにプロペラで相手を切り裂く生物兵器。鋭い牙をもつ。
カメレオン登場…1巻、26pg。生息地…北埼玉鉄砂漠。ビスコに食べられた。ちなみに砂漠に生息するカメレオンはナマクアカメレオンという種が実在する。
ビルダマシ登場…3巻、310pg。生息地…田隠県の県北の廃墟。巨大な白色の異形進化爬虫類。皮膚にビルの窓を模したような模様を持つカメレオンのような種で、伸びる舌で人間を捕らえて呑む。
マムシ登場…1巻、100pg。キノコ守りが革でブーツを作る。
火蛇登場…6巻、116pg。強壮ドリンクの素材になる。
エンマガメ登場…8巻、12pg(名前の初出は6巻138pg)。30tの超大型の進化生物。温厚な気質で、大型遊覧船を載せて危険な日本海を航行するために超高額で取引される。日本近海は危険な海洋生物が跋扈しているが、エンマガメによる航行はその巨体ゆえに海洋生物が恐れて近づかない。
姫山椒魚登場…6巻、117pg。高級食材で、蒲焼が美味。
かえるフォン登場…8巻、152pg。お腹に『ゲコ』と番号を入れて使う。
筒蛇初登場…1巻、203pg。生息地…秋田県・子泣き幽谷。神獣で、錆喰いの苗床。通称ちくわ虫。目も鼻もない双頭のへびをばかでかくしたもの。飛ぶ。大きなエサにしか反応せずヘリや戦闘機をよく食べる。舌で獲物を絡め取ることもある。つるりと光沢を帯びた皮膚の横には、人間の手指そっくりの足が無数に生え揃う。歯は白柱のように生える。牙には遅効性の毒をもつ。少数ながら複数の個体が存在し、ヌシになると「日本ぐらいデカい(長老談)」らしいがキノコ守りの言うことなので定かではない。高く澄んだ雄叫びは、植物を異常な勢いで成長させる・枯らす、生物に未来を視せるなどの神がかった効果を持つと言われる。謎の多い(というより調査してる暇がない)未来の異形生物たちの中でも特に神秘的な生命体。凄まじい巨大さで空を舞い、吠えると周囲の植物が一斉に実ったり腐ったりするなど、超常的な自然の力を持っていることから、ビスコの言うように神様に近い存在かもしれない。
苔統登場…8巻、79pg。生息地…宮崎県・照岩。宮崎を代表する、国宝的神獣。天敵は居ない。眼球を持たず、頭をまるまる口として、強靭な顎に白柱のような立派な歯並びを持つ。トカゲやイモリといった類の由来が濃い。トカゲよりかなり長めの体躯には左右合わせて十対の足が生え、小さな五本指で地を掴む。背には名前の通り豊富な苔を蓄え、小さくカラフルなキノコが混じる。幼生は水溜まりに潜み、尾を掴まれると自切する。水陸を自在に駆け回り、木の洞や石の隙間に入り込む。苔むした石肌に張り付き、擬態する。寿命は長く、成体は頭だけでアクタガワを凌ぐ大きさ。咆哮は苔を巻き上げ、対峙する者の髪をばさばさとはためかせる。舌や尾を打ち据えて攻撃する。
金魚灯登場…2巻、75pg。生息地…六塔5階。神獣。中空をふよふよと漂う、空中で提灯のように光る大振りの遊魚。もし怪我をさせれば酷い罰符があるため、触れてはいけない。
浮藻登場…1巻、94pg。春から夏に勢いよく萌え、玉状になって浮く。日中の光を溜め込んで夜に光る。
山柚子登場…1巻、40pg。爽やかな香りがする。
鯨柑登場…4巻、180pg。綺麗なオレンジ色の果物。ホウセンの好物。
蛇蜜柑登場…1巻、40pg
火いちご登場…4巻、88pg。蟻蜜に着け、菓子として食される。
ツキヨモギ登場…1巻、108pg。薬草
エゾマンゴー登場…1巻、129pg。アザラシの糞に漬け込んで発酵させた菓子「天恋糖」の材料になる。「エゾ」マンゴーなのに茨城名物。
ベニダマウリ(紅玉瓜)初登場…1巻、137pg。スイカとも。大振りの真っ赤な果実。
霜吹桂登場…2巻、186pg。最高級将棋盤の素材。
雪サボテン登場…3巻、152pg。白い花を咲かせる。
いぼ芋登場…4巻、88pg。蟻蜜に着け、菓子として食される。
カブト芋登場…4巻、58pg。華蘇餅の素材。
餓鬼イモ登場…4巻、148pg。岩の中に育つために栄養が少なく、砂のような味の芋。
あけび登場…4巻、177pg。熊本産の果実。
白房登場…4巻、177pg。熊本産の果実。
合成米登場…6巻、44pg
なびき麦登場…6巻、109pg。子泣き幽谷、なびき原に萌える3mの野生の麦。
八咫鏡蕾登場…8巻、138pg。クリスタルの身体にシダ状のムチを持つ進化植物。知恵を持つ神聖樹。発達した花弁の奥からハイビームのように光を放つ。音叉のような鳴き声を出す。シダで印を結べば、無数の鏡蕾が踊るシダに顕現する。

関連項目編集

錆喰いビスコ

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親記事

錆喰いビスコ さびくいびすこ

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