概要
藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。大長編及び映画『ドラえもん のび太の大魔境』に登場。
外観は白いボードが付いた紐だが、掲げた状態で走れば電車並の速度で移動することが出来る(実際にのび太とスネ夫から「かっこ悪い!幼稚園じゃあるまいし!」と非難された際、ドラえもんは「見かけは悪くても、本物の電車並のスピードが出るんだぞ!」と反論している)。
作中では雪山地帯を踏破する為、ザイル(クライミングロープ)の代わりとしてドラえもんが取り出した。また、ドラえもん達がこの道具を使用して移動する際、ペコは彼らの先頭を自力で走っているが、ドラえもんが移動速度を抑えているのか、ペコの足の速さが電車並なのかは不明。
派生作品
映画版『大魔境』の作中では、ボードに「特急」と書かれており、この道具を使用して移動する際に汽車の走行音が鳴り響く様子が描かれている。それだけでなく、ドラえもん達が急カーブを曲がり切れず、崖に落下してしまいそうになっていた。
『新・大魔境』の作中では、この道具を使用して移動する際に電車の警笛や走行音が鳴り響く様子が描かれている。それだけでなく、ドラえもん達が電車と同等の速度で移動していることから、ペコは自力で走るのではなくドラえもんの頭にしがみ付いていた。
関連道具
- リニアモーターカーごっこ
のび太の日本誕生に登場。見た目は丸いライトのついたロープで、これを掲げると地磁気を利用して最高時速380キロ(新・日本誕生では400キロ)で走ることができる。
しかし、速度が上がるにつれて使用者にも加圧などによる相応の負担がかかるほか、使用者自身が振り落とされる危険性もある。