概要
日本政府機関による公式名称以外の通称も含めて、東日本や北日本を中心にいくつか存在する。
馬を意味する「駒」の名の由来については、山全体の形、残雪や雪解け後の山肌の形、日本神話の伝説など各地でも諸説ある。
該当する主な山
北海道駒ヶ岳
北海道南西部の森町、鹿部町、七飯町の境にある、標高1,131mの成層火山。
別名に渡島富士、蝦夷駒ヶ岳、渡島駒ヶ岳などがある。
麓には大沼等の湖沼群が広がり、その自然環境は国定公園として国の特別な保護区域となっている。
秋田駒ヶ岳
秋田県仙北市と岩手県雫石町の境にある、カルデラを擁する奥羽山脈上の成層火山。
火砕丘や外輪山等の山頂がいくつかあり、最高地点である1,637mの男女岳(おなめだけ)。
気象庁の常時観測火山の一つ。
会津駒ヶ岳
麓の集落はかつては秘境の地とも呼ばれており、平家の落人伝説が残る他江戸時代より伝わる「檜枝岐歌舞伎」で知られる。
神奈川県箱根町にある、標高1,350mの箱根山地上の中央火口丘型の火山。
麓の芦ノ湖から神社の拝殿のある山頂までロープウェイが開通している。
越後駒ヶ岳
新潟県魚沼市と南魚沼市の境にある、標高2,003mの越後山脈上の山。
別名魚沼駒ヶ岳。
甲斐駒ヶ岳
山梨県北杜市と長野県伊那市の境にある、標高2,967mの赤石山脈(南アルプス)上の山。
無骨で切り立った山容が特徴的で、日本アルプスでも登山愛好家らの人気が高い。
木曽駒ヶ岳
メイン画像の山。