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高師直(逃げ上手の若君)

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こうのもろなお

高師直とは、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて活躍した武将、『逃げ上手の若君』にも登場し、足利尊氏に側近として仕える。

「幼少のころからお仕えしておりますが」

殿の笑顔は、最近ますます人間離れして参りましたな」

データ

武力90蛮性96
知力86忠義93
政治92混沌98
統率97革新100
魅力73逃隠43
技能:完璧執事適性算術・交渉・人心掌握・政策立案・炊事・洗濯・掃除・按摩の複合技術
技能:合理剛腕外様属性の武将忠誠度30%上昇
技能:長物打(甲)長尺武器適性40%上昇
固有武器:六尺左右長巻「右丞相・左丞相」武力・防御25%上昇
マーキング・パターン蛇に千蛇観音
CV宮内敦士

概要

史実に関しては高師直を参照。

尊氏の幼い頃から仕える足利家執事。

足利政権における政務全般だけでなく、尊氏の身の回りの世話も行っている。

男だてらに炊事もこなし、鯉の刺身やうどんなどの料理も作る事が出来る。

作戦立案能力だけでなく、武将として指揮力、戦闘力も非常に高く、少なくとも能力面においてはほとんど無欠と言っていい人物である。

ちなみに戦場では戦いながら事務処理を行うという意味不明な特技を持っている。

性格は尊氏の弟である直義以上の超合理主義者。

あらゆる物事を今の政権にとって有益か否かで判断し、他人も基本的に能力と成果だけでしか評価しない機械の如き冷血漢で、でさえ最終的にはただの木彫りの偶像に変えて完全な足利だけの世を築こうと目論んでいる。

その一方で、一度自分の中で評価を下げた人間に対しては平気でサディスティックに扱うかなり底意地の悪い男であり、それでいて平時には他の家の女にしょっちゅう手を出している好色家でもあったりする。

足利家に仕えてはいるものの、彼の忠義はあくまで尊氏個人に向いており、その弟の直義や彼の部下である関東庇番のことは露骨に見下している。

直義同様、尊氏の秘めている狂気にも気づいているが、直義が兄の狂気を人々の目から隠そうとしているのに対し、師直はむしろそれを積極的に利用しようと考えている。

主人公である北条時行の直接対決があったのは建武2年(1335年)で、その時行を擁した諏訪頼重をはじめとする鎌倉幕府残党が蜂起すると尊氏に従って弟の師泰と共に出陣、鎌倉幕府残党軍を破り諏訪頼重、盛高ら一族を自刃に追いやり勝利する。

その際、師直は猶子(相続権がない養子)にした従兄弟の師冬が軍馬に顔を踏まれる事故で死亡し、使い物にならないと判断すると、戦場で徘徊していた遠縁にあたる少年を拾い、以降は彼を師冬の替え玉に据えた。

その直後、新田義貞率いる追討軍を一蹴した尊氏軍は京に攻め上がるも、奥羽を治めていた北畠顕家の軍勢に敗れて九州に落ち延びるが、その尊氏が九州から舞い戻って新政権「北朝」を擁立すると、そこでまた辣腕を振るうようになる。

史実では足利尊氏を抜いて北朝方最強の武将であり、北畠顕家楠木正行を討ち取っており、南朝の本拠地である吉野の攻略など、北条時行にとって尊氏と並ぶ最大の障壁となるが、後に足利直義との対立を深め、観応の擾乱が勃発し、そこで命を落とすことになる。

コメント

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  • 鳳雛のゆくえ

    子ども時代との訣別。 以下ご注意ください。 ◯本編のネタバレ多数 ◯Not CP ◯捏造、妄想、独自解釈が多分に含まれます ◯直義→高国、高氏→又太郎の描写あり ◯本編未登場の父親出演 ◯頻繁に加筆修正が行われます ◯色々間違いがあったらすみません
  • 夏の理由

    悪名(前編)

     なぜ師直は「女好きの悪人」と言われるようになったのか。  本当にこんなことがあったのではと想像しながら書きました。  時系列おかしいところもありますが、ご容赦ください。  長くなったので前編、後編にしました。  和歌は和泉式部と藤原定家の作です。
  • 足利最強決定戦1314

    まだ子ども時代の足利家の四人がわちゃわちゃやってる小話です。アニ若10話みんなかわいかったね〜
  • 毒と共に淫楽に堕する

    毒と共に淫楽に堕する

    感想励みになりますhttps://wavebox.me/wave/cbhz9ou8mch5ez4s/ ※お相手 高師直(ngwk) ※こんな夢小説は嫌だ 毒を飲まなければ出られない部屋に閉じ込められてしまった師直と夢主の話。夢主は足利に仕える戦女。高師直とは肉体関係を仄めかす描写あり。師泰がやや不憫。ノベルゲームみたく選択肢あります。 最近大河ドラマ「太平記」をみはじめたのですが、尊氏が意外と闘犬場で欠伸したりと逃げ若の尊氏と負けず劣らずフリーダムな人だなと思いました。
  • 勝長寿院の戦い 逃げ上手の若君SS

    逃げ上手の若君13巻収録 110話 歴史のファンSS 枕を並べて主君の前に自害して果てるよりも、最後の最後 まで戦って死ぬ郎党の名もなき人々の奮戦が書きたかった のでこんな情景に。
  • 蜘蛛の糸に絡め取られて

    色で染める 前編

    感想励みになります https://wavebox.me/wave/cbhz9ou8mch5ez4s/ 色で染める 前編 ※夢主設定 尊氏に溺愛されている関白家の娘。この度帝への入内が決まっている。 (高師直の史実の正妻の話をモチーフにしています) ※時系列としては入内が決まり、師直と初めて夢主が出会った話。 尊氏は裸足で逃げ出すほどの溺愛っぷり、師直は塩対応寄り。
  • 逃若まとめ

    歪愛片鱗2

    嫉妬する師直が書きたかった。そんでもって一方通行の愛でぐしゃぐしゃにしてくれ。 とある一行が書いてて恐怖だった。
  • 蜘蛛の糸に絡め取られて

    蜘蛛の糸に絡め取られて

    逃げ若夢 https://wavebox.me/wave/cbhz9ou8mch5ez4s/ ※夢主 尊氏に溺愛されている関白家の娘。この度帝への入内が決まる。 (高師直の史実の正妻の話をモチーフにしています) 画像出典:国立国会図書館NDLイメージバンク『西洋草花図 譜』より加工して作成
  • 犬猿の仲(?)

    現パロ 師直と直義の仲が良いのか悪いのか周囲が困惑するお話など。 直義愛され気味。 ・直義様のお弁当(直義、庇番) ・風邪引き直義様と孫二郎(直義、孫二郎) ・フラペチーノと限界師直(師直、直義) ・見習い執事と卵焼き(中学生師直、小学生直義) 時系列は謎ですが孫二郎くんとして書いています。
    12,622文字pixiv小説作品
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    黒髪

     師直の屋敷で暮らすことになった夢主。  作中の和歌は古今和歌集に載っています。そろそろ秋ですね。
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     最終話の後の小話。完璧執事は子守も完璧。  アニ若の師直の声ならよく寝られそうです。2期も楽しみですね!  長恨歌は岩波文庫の「中国名詩選(下)」を参照しています。
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    社畜とDJ尊氏2

    続きました。 注意! 作者はアニメ勢です。 キャラの口調が違うかもしれません。 現パロです。 ご都合主義展開です。 読破後の誹謗中傷はおやめください。
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    残り香

     あれこれ悩む師直。  やっと折り返し地点です。 「生垣」、「黒髪」が多くの方に読んでいただけてとても嬉しいです。  ありがとうございます。  
  • 夏の理由

    悪名(後編)

     前編で起きたあれやこれやの解決編。  足利兄弟は書いていて楽しかったです。  女好きと言われているわりに、師直の実子の数は少ないんですよね。  次のお話が最終話です。
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    青天の霹靂

     「夏の理由」の裏で起きていた出来事。  師泰と重茂のお話です。
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    滴る血は牡丹のように

    滴る血は牡丹のように スタンプコメントありがとうございます。 https://wavebox.me/wave/cbhz9ou8mch5ez4s/ ※あらすじ 負傷した師直を看病する話。やや不謹慎な会話あり。 ※夢主設定 尊氏に溺愛されている関白家の娘。この度帝への入内が決まっていたが、高師直に略奪された。 (高師直の史実の正妻の話をモチーフにしています)
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    黒猫物語 零の一

    黒猫物語の始まりの物語です。 ある女性との出会いが、この世界の在り方を決定付けました。
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    高執事の手練手管な耳かきに翻弄される話

    感想励みになります https://wavebox.me/wave/cbhz9ou8mch5ez4s/ ※ngwkの高師直による耳かきASMRもどき。not恋仲ですが甘め。師直→夢主描写あり。 多忙な師直そんなことをしないと思うかもしれませんが、足利家執事の彼にできないことはないと思います。
  • 兄弟

    師泰視点の師直への気持ち。 腐要素なし。

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