「嗚呼、忌わしや。我ら幽世の焔が小賢しき灯火を滅する時ぞ・・・。」
概要
2018年8月に新規ネフティスシリーズと共にOCG化されたカード群。魔妖という漢字に、“まやかし”という読み仮名があてられている。
このため、既に存在した魔妖仙獣とは字は一緒だがサポートの共有はできない。
日本・中国などの伝承を参照にしたと思われる妖怪や怪異をモチーフとした名称のモンスターが複数見られるのが特徴。
属性やレベルのばらつきも含め、漫画版GXにて登場した妖怪族とも通ずるものがある。
全体の構成としては属性の異なる下級・上級モンスターに、シンクロモンスターが二種以上が存在する他、僅かにリンクモンスターが混じったものとなっている。
同じくアンデット族のシンクロテーマである『不知火』とは対の関係であり、上記の台詞の「小賢しき灯火」とは彼らのことを指すと思われる。
魔妖は恐ろしい妖力を持った怪物たちの集団だが力の本領を発揮できるのが夜のみであり、日中は弱体化し人間の姿になってしまう。このため世界を日の光が照らないようにしてしまおうと画策したが、彼らに対抗すべく結成された武術流派である不知火流との戦いで大きく妖力を削がれて封印され、長らくまともな活動ができない状態にされていたらしい。
図らずも、かつて、ジャンプにて連載されたアイシールド21の準主人公の名前のぎなた読みのような漢字名となっている。あちらは蝙蝠や悪魔、鳥獣の骨などのイメージがつきまとうキャラなので、見比べるのも面白いかもしれない。
登場して早々、一部の大会で戦果を挙げたようで、不知火の要素などを少し取り入れたデッキが石川県などで活躍した模様。
カードテキスト
チューナーモンスター
(1):「(同名カード)」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードが墓地に存在し、(特定の発動条件)に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果を発動するターン、自分は「魔妖」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
効果モンスター
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分は「魔妖」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
シンクロモンスター
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「(同名カード)」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードが墓地に存在し、
元々のレベルが(自身のレベル+2)の自分のSモンスターが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から他のアンデット族モンスター1体を除外し、このカードを特殊召喚する。
(3):このカードが墓地からの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
(固有効果)