I am Phenomenal
概要
本名は「アレン・ニール・ジョーンズ」。
1998年にアメリカのNCW(ナショナル・チャンピオン・レスリング)で「エア・スタイルズ」のリングネームでデビュー。翌年、NCWがジョージア州の団体NWAと合併してからは「AJスタイルズ」を名乗った。
2002年、オーストラリアの団体WWAに参戦後、アメリカ第2の団体TNA(現・インパクト・レスリング)と非独占的契約という形で所属する。
そのためTNAだけに縛られることなく、アメリカ・デラウェア州のECWA、イギリスのFWA、後にアメリカ第3の団体に伸し上がるROHなどにも参戦しており、2003年には初来日しZERO-ONEのリングに、2008年には新日本プロレスに初参戦している。
TNAではNWA世界ヘビー級王座や世界タッグ王座、Xディヴィジョン王座に度々君臨しトップレスラーへと伸し上がったが、2013年、経営難に陥っていたTNAは、40%強もダウンさせた年俸額を提示してきた。失望したスタイルズはTNAとは契約更新せず、翌年に新日本プロレスと契約を交わした。
2014年4月、試合に乱入しオカダ・カズチカを襲撃、『BULLET CLUB』への加入とオカダの持つIWGPヘビー級王座への挑戦を表明。5月3日にオカダに勝利し、ブロック・レスナー以来9年ぶり、外国人選手6人目のIWGPヘビー級王者に君臨した。
一旦、棚橋弘至に敗れてベルトを手放すものの、翌2015年のリベンジマッチで王者に返り咲いた。
2016年1月に新日を退団しWWEに入団。9月にはWWE世界王座を奪取し、早々にトップレスラーの一角となった。
関連動画
「Phenomenal」 WWEでの入場曲。「のっぺらぼーだ、のっぺらぼーだ♪」
AJ Styles' greatest moments:WWE Top10, Jan.6,2018(WWE公式動画)
得意技
スタイルズ・クラッシュ
代表的なフィニッシュ・ホールド。相手を逆さまに抱え(パイルドライバーとは表裏逆)、相手の両肩を両脚でロックした状態でジャンプして前に倒れ込む技。
フェノメナル・フォアアーム
フィニッシュホールドの一つ。リング内の相手へエプロンからスワンダイブ式に敢行するエルボードロップ。
スーパーマン・スプラッシュ
リング内の相手へエプロンからスワンダイブ式に敢行する450°スプラッシュ。
カーフクラッシャー
WWE入団以前は「カーフキラー」や「カーフカッター」とも呼んだ。相手の膝裏に脚を引っ掛けて固定し、相手の足首を掴んで締め上げる関節技。
牛殺し
オリジナルは後藤洋央紀の技。相手を肩に抱え上げて、その背中(首の付け根に近い)を自らの膝頭へと落とすバックブリーカー。WWEの実況でも「Ushigoroshi」と呼んでいるが、一時期「ファイヤーマン・キャリー・ネックブリーカー」と呼んでいた(後藤からクレームがあったからという噂もあるが真相は不明)。
ペレキック
相手の後頭部へのオーバーヘッドキック。
余談
実はかなりのゲーマー。新日時代には運搬可能なXbox360セットを新幹線内でプレイしている写真が撮られている(後にこのゲームセットは盗難に遭った)。WWE公式のゲーム系Youtubeチャンネル「UpUpDownDown」内に「Retro Styles」というコーナーを持っている。
Retro Stylesで秋葉原のレトロゲーム店「スーパーポテト」を訪問した回。
ピン芸人のハリウッドザコシショウの持ちネタの1つにAJのモノマネがあるが、本人はそれを見て「甲羅のない太った亀のようだ」と酷評した。