「…お。さてはお客さん、寿司を食べに来たんじゃないね?見れば分かるよその目。寿司を回したいんだろう?」
概要
SCP財団 日本支部にて収容されているオブジェクトで、クラスはEuclid。
SCP-1134-JPは50代の日本人男性のような外見的特徴を持つ人型実体です。SCP-1134-JPは宮城県██市に存在する「回転寿司 勝」という看板が掲げられた寿司屋の中に滞在しており、この建築物の外に出ることはありません。
SCP-1134-JPの異常性は寿司屋の中に自身を除いて2人以上の人物が入店してきた際に発現します。この際、入店を阻止しようとした人物が存在した場合、その人物は「自身も入店しようとしていた」と認識するようになります。入店してきた人物は自身がここを訪れた理由を「寿司を回すため」だと認識し、SCP-1134-JPはそれぞれの人物に自身が握った寿司を渡し終えると、「寿司の回し方」についての解説を始めます。SCP-1134-JPに直接寿司の回し方についての指導を受けたうえで以下の動作を取ると寿司が高速で右回転を開始します。回転を開始した寿司はSCP-1134-JP-1として指定されます。SCP-1134-JP-1は寿司ネタと何らかの単語を合わせたような名称が付けられます。
こういうSCPの類はsafeクラスになっているが何故Euclidになっていたのか?
実はある実験で思わぬイレギュラー要因が発生してしまったからである。
関連動画をその目で確かめるといい、最近のすし屋の事情とある程度はリンクしていたりする。
ルール
- 割り箸をできるだけ綺麗に割る。
- 割り箸で寿司を掴む。
- 湯呑で箸頭を全力で叩く。
- 寿司が箸を離れ、着地した瞬間右に回転する。
SCP-1134-JPはルールの説明を終えると全員に2人組を作成し、スシブレードを開始するよう促します。指示が出されると2人組は即座にスシブレードを開始します。決着がつくと、SCP-1134-JPは両者に労いの言葉をかけ、勝者に対して好きな寿司を獲得させる権利を与えますが、敗者に対してはこのような行為を取ることはありません。敗者はそれに対してとても悔しがるような態度を示し、屋内から逃げるように飛び出します。その後勝者は頻繁にSCP-1134-JPの元を訪れるようになりますが、敗者は日数が経つにつれてSCP-1134-JPなどについての記憶を失うため、再び訪れることはありません。ただし、勝者、敗者はどちらも記憶処理を受けてもSCP-1134-JPやスシブレードについての記憶を失うことはありません。これらの人物は店外でスシブレードを行うことはなく、SCP-1134-JPについての発言も控える傾向にあるため、SCP-1134-JPの存在が広く認知されることはありません。
関連動画
余談
2021年8月9日に放送されたエンタの神様にて陣内智則のコントにて闇寿司のネタタピオカが登場した。
関連タグ
SCP Foundation ホビアニ スシブレード 闇寿司
皇帝ペンギンのペンペン→とある作品(下記)に誰かがなぜか「スシブレード」タグをつけていた。共通点は「お寿司が(普通とは一風違った意味で)回る」ということなのだろうが…
シャリタツ→こうそくスピンを覚える寿司みたいな見た目のポケモン。
scp-953 scp-1983→ヤルミナティーには出なかったscp繋がり、前者はスシブレード同様ブラックチャンネルのみで後者はテイコウペンギンのみである。