概要
X-MENの実写映画シリーズの9作目。2016年5月に全米、日本では8月に公開。
『ファースト・ジェネレーション』から始まった新三部作の完結編で、前作『フューチャー&パスト』での戦いで歴史が変わり、新たな世界観を歩みだした1983年を舞台に、コミックでもスーパーヴィランに数えられる強敵「アポカリプス」との死闘を描く。
監督は前作からブライアン・シンガーが続投している。
ストーリー
1983年。プロフェッサーXが運営する学園が発展を続ける中、遥かエジプトでは文明が誕生する前から神として君臨していた、ミュータントの始祖でもあるアポカリプスが、突如として長い眠りから覚醒する。
人類の文明が間違った方向に発展したと考えるアポカリプスは、世界に新たな秩序をもたらすため、マグニートーらを従え、世界の破滅を計画。
プロフェッサーXやミスティークらが率いる若きX-MENたちは、アポカリプスの企みを阻止するため立ち上がるが……。
登場人物
括弧内は俳優 / 日本語吹替担当。
地上最強のテレパス。「恵まれし子らの学園」を設立し、若きミュータントたちを各地から集めて教育している。
今作で遂に禿げるが、マカヴォイは先走って前作の撮影が始まる段階で剃ってしまったことを後年明かしている。
磁力を操るミュータント。妻と幼い娘と平穏な生活を送っていたが、「黙示録の四騎士」の一員として再びX-MENと対立する事になる。
前作でアメリカ大統領の命を救ったことで、ミュータントの英雄として世間に認められる。各地でミュータントを見つけ、エグゼビア・スクールに誘っている。若きミュータントを指導する存在でもある。
野獣の姿に変身するミュータントにして天才科学者。プロフェッサーXの初期の教え子。セレブロの改良やジェット機の開発だけでなく、ミュータントの教師も担当している。
超高速移動能力を持つ若きミュータント。実はエリックの息子で、エリック奪還計画に協力する。
テレパシーとサイコキネシスを操り、自分や触れた相手を透明化することもできたり、予知能力も有する。自身に秘められた能力を恐れている。
両目から破壊光線オプティック・ブラストを発射する能力を持つミュータント。自分のパワーを制御できないため、兄のアレックスによってエグゼビア・スクールに連れて来られた。
オプティック・ブラストを操るミュータントで、スコットの兄。前々作でのX-MEN創設メンバーの1人。
火花を発する能力を持つミュータント。
- エン・サバー・ヌール / アポカリプス(オスカー・アイザック / 松平健)
他のミュータントに転移することで、そのパワーを増強してきた最古のミュータント。4人のミュータント「黙示録の四騎士」を支配下に置き、プロフェッサーXに転移して最強のパワーを手に入れようとする。
瞬間移動能力を持つミュータント。視認できる場所か過去に行ったことのある場所に移動可能。青い皮膚、黄色い瞳、トゲのある長い尾などの見た目に反して温和で、やや臆病な性格。
「黙示録の四騎士」の一員。天候を操るミュータント。カイロの街で育ち、仲間を率いて、泥棒をはたらいていた。
「黙示録の四騎士」の一員。エネルギーを剣やムチなどの武器に変える能力を持つミュータント。日本の犯罪集団の下で、戦闘力を手に入れたとされる。
- エンジェル(ベン・ハーディ / 濱野大輝)
「黙示録の四騎士」の一員。背中に白い翼を持ち、飛行能力を有するミュータント。ファイトクラブで王者として君臨し、ナイトクローラーとも対戦した。
- モイラ・マクタガート(ローズ・バーン / 桑島法子)
チャールズの元・恋人で、彼らと協力しX-MENを創設したCIAの女性。前々作終盤でチャールズによりミュータントに関する記憶を消去された。
- ウィリアム・ストライカー(ジョシュ・ヘルマン / 高橋広樹)
ミュータントを敵視する軍人。本作ではウェポンXを研究している。
- ローガン / ウェポンX(ヒュー・ジャックマン)
カメオ出演。ヒーリング・ファクター能力とアダマンチウム製の爪を操るミュータント。
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