InterFM
いんたーえふえむ
関東地方のうち、東京23区、さいたま市、千葉市、横浜市、川崎市、成田空港、愛知県名古屋市および瀬戸市、豊田市、岡崎市、常滑市、豊橋市を放送対象地域とする特定地上基幹放送事業者である。愛知県は正確に言うとRadio NEOの放送対象地域として扱われる。
放送局概略(InterFM897)
系列 | MegaNet/JFN |
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略称 | なし |
コールサイン | JODW-FM |
親局 | 東京89.7MHz/10kw(東京タワー) |
中継局 | 横浜76.5MHz/300w(三ツ池公園) |
1995年1月の阪神淡路大震災を機に日本在住、あるいは訪問中の外国人への情報提供手段として外国語放送局の設立が課題となり、急遽大阪と東京に周波数が割り当てられた。大阪ではAPEC大阪会議に間に合わせるために1995年10月16日には関西インターメディア(FM COCOLO)が開局した。
一方東京ではニフコを中心に英字新聞を発行するジャパンタイムスの連合とカシオが中心となって結成された連合の競願で申請され、ニフコ側に軍配が上がった。
平常時は音楽番組中心の編成としているが、聴取率では首都圏最下位でバブル経済崩壊後に開局したために売上も思うように伸びなかった。更に東京タワーの送信アンテナの位置が低いことも聴取率の伸び悩みに影響した。
開局時点での周波数は76.1MHzと日本国内用FMラジオの最下端の周波数を割り当てられていたが(当時テレビのアナログ放送が終わっていなかったため、アナログ放送で1チャンネル(90~96MHz)を用いていた関東地方に於いて基本的に86MHz以上の周波数を割り当てられなかった)、当然この周波数では海外で市販されているラジオ(大抵87.5~108MHz)では受信できない。デジタル化終了後、名目上「送信アンテナ高引き上げ」で別周波数を割り当て(現周波数)、移行期間を経て現在の周波数に一本化。
一時テレビ東京の連結子会社となっていたが、テレビ東京がテレビジョン放送事業に経営資源を集中させるために木下工務店の完全子会社となるも、それも2020年9月にTOKYOFMの子会社であるジャパンエフエムネットワーク(JFNC)に売却、2例目のJFN特別加盟局となった(1例目はパラオのエコパラダイスFM)。
これにより「地方系局向けのJFNC番組を首都圏でもリアルタイムで聴取出来る」様になる(JFNCの番組は名目上「東京発」となっているが、いわば「地方局への裏送り」の番組であるためTFMでは放送されておらず、radikoで補完するしか無かった)一方で「キー局がキー局を買収した」事にもなるため、*TFM本局との棲み分けが大きな課題にもなる。
編成に関しては、2020年11月1日より「要のある音楽」からネット受けを開始(日曜日は同番組を筆頭に「武井壮・サンボマスターのオレたちラジオ団」「Have Dreams」「丸園音楽堂」「SING LIKE TALKING 佐藤竹善のアンダンテ」「坂崎さんの番組という番組」と続く)、翌2日からは平日昼の時間帯に『Seasoning -season your life with music-』『Happy Hour Party!』の帯番組、15時55分枠の『JFNニュース』の計3番組のネット受けを開始、そして2021年1月から『OH! HAPPY MORNING』のネット受けを開始、同年4月からはこれまでとは逆にInterFM側から「NCT 127 ユウタのYUTA at Home」をJFN各局に供給し、同年10月1日からは「YUTA at Home」同様に同年4月から放送していた「Otona no Radio Alexandria」を「Simple style -オヒルノオト-」の後枠としてネット拡大(JFN各局では「オヒルノオト」時の編成を踏襲するため、平日の帯番組であるTFM制作の「坂本美雨のディアフレンズ」及び金曜の「松任谷由実のYuming Chord」を放送する11時台前半と、JFNC制作の昼の帯番組「デイリーフライヤー」を放送する13時台前半はInterFMのみの「ローカル枠」となる。また、TFMはこれまで通り自社制作番組を放送)し、JFNC向け帯番組を供給する初の事例となった。
2022年4月からステーションネームを小文字のinterfmに変更、キャッチコピーは『Find Your Colors』。
放送局概略(Radio NEO)
系列 | MegaNet |
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略称 | なし |
コールサイン | JOCW-FM |
親局 | 名古屋79.5MHz/5kw(東山タワー) |
元々中京エリアの外国語放送局にRADIO-iがあったが、経営不振により2010年に閉局した。それ以来外国語放送空白地域となった名古屋地区だが、2012年にInterFMが名古屋地区に新たに外国語放送局を開局するという計画を発表し、総務省も2013年11月にはInterFMに予備免許を交付。周波数や出力はRADIO-iと同一だが、送信場所が三国山から中京テレビ鉄塔に変更されている。
番組編成は東京の本局からのネット番組と名古屋局独自番組の混成を予定していたが、開局からしばらくは東京からの垂れ流しばかりで名古屋ローカルは交通情報とパブリック・サービス・アナウンスメントだけだったが、2014年10月より「InterFM Music Mix」の名古屋選曲版である「60☆758」を名古屋ローカルで開始している。
2020年3月、経営不振を理由に2020年6月30日12時を以て停波、事業終了が発表された。