データ
※1特急での運行開始日
概要
「かいじ」の列車名は現在運行されているもので3代目。1988年に特急「あずさ」のうちの甲府発着列車が名称変更で独立し誕生したものである。誕生当時から「あずさ」と共通の車両が使用されているが、号数は「あずさ」とは独立して振られているほか、「あずさ」よりも基本停車駅が多くなっている。現在の定期列車はE353系が使われており、基本的に1時間ヘッドで運行。
甲府方面の1・3号、新宿方面の16・20号の2往復4列車については、新宿駅~大月駅間で特急「富士回遊」との併結運転を行っている。
特急はまかいじ
「かいじ」の派生列車として、1996年からは横浜線方面へ直通する臨時特急「はまかいじ」の運行が始まった。「はまかいじ」の列車名ながら1998年からは「あずさ」の終点である松本駅までの運転を行っていた。
使用車両の制約や横浜線ホームドア整備に伴い2019年1月3日を最後に設定されておらず、事実上の廃止となっている。
信州かいじ
2019年から2020年にかけて運転された臨時列車。最大の特徴は「かいじなのに松本まで走る」ということで、本来ならあずさで運転される所だが、2019年ダイヤ改正で停車駅が再編され、塩山、山梨市、石和温泉駅に停車するのが、かいじのみとなった為、これら三駅に停車する松本行特急もそれに併せてかいじにしたというのが理由。
翌年のダイヤ改正で三駅に停車するあずさが復活したため、同時間帯を走る臨時列車はあずさ号として運転されている。