概要
主人公・キリコ・キュービィーが属する勢力(星間国家連合の軍隊)で、敵対するバララント軍とは開戦の理由も定かではない戦争を100年も続けていた。
ギルガメスの首星メルキア内の小国ながらギルガメスに従うのをよしとせずバララントに接近するクメン王国があるなど、あまりまとまりのない傾向をもつ勢力なのが窺える。
また、アーマードトルーパーと称される人型兵器の開発に着手し、スコープドッグやスタンディングトータスなどが主力。「単純な国力差ではバララント軍に劣るため、新兵器開発に熱心であり、その結果としてアーマードトルーパーの開発と発展に成功した」という設定をもつ。主人公が身を置いていた側の勢力であり、アーマードトルーパーの開発と運用に熱心で先行している陣営、という背景から、本作に登場するアーマードトルーパーの機種の多くがギルガメス軍系である。「降着」時は胴体が前方に沈み込む機構をもち、円筒形の回転式3連レンズ(ターレットレンズ)をメインセンサーとしている機種が大半を占めるのが特徴。