概要
CV:中原茂
年齢は18歳。漢字での表記は座間祥。
趣味であるモトクロスサーキットからの帰路の途中、突如異世界バイストン・ウェルに召喚された。
バイストン・ウェルを手中に収めんとする、アの国の地方領主であるドレイク・ルフトによって召喚され一時は従っていたものの、彼の真意を知った後は出奔し、ドレイクと敵対していた同じくアの国の地方領主であるギブン家に協力、聖戦士として反ドレイク側戦力の中心的存在となっていく。
劇中屈指のオーラ力を持つ聖戦士であり、ダンバインとビルバインを見事に使いこなした。空手の心得もあり、格闘も得意である。
仕事一辺倒で家庭を顧みない両親に反発しており、物語後半にて戦いの舞台が地上界に変わってから再会しても、その溝が埋まることは無く深まってしまう。ちなみに、カミーユと同じく父親には不倫相手の秘書、ヨーコ・川原がいるが、ショウ自身は体面にこだわりがちな両親よりも寧ろ親身に接してくれるヨーコに心を開いている(ショウが初めて地上に戻った際に当の両親が事態をまったく受け入れられない中、臆することなく「ウサギの目はなぜ赤いの?」と尋ね、ショウが「ニンジンを食べるからさ」と答えたのを聞いて、「間違いなくショウくん本人」だと最初に認めたのもヨーコである)
その家族と再会した際には自身を「ショウの肉体を乗っ取った宇宙人」と偽り家族を"捨て"、無用な心配を掛けさせまいとした。
黒騎士との最後の戦いにて命を落としたが、その魂は700年後にシオン・ザバとして転生した。
スパロボでは
初参戦は『スーパーロボット大戦EX』。
基本的にどの作品でも死ぬことは無く、恋人であるマーベル・フローズンともラブラブ、ついでにトッドとも和解、というスパロボ補正の権化のような扱いを受けることが多い。
特に本作は異世界召喚という設定上、中盤以降の時点での参戦になる(つまり、既にビルバインを乗りこなしている)ケースが多く、他に異世界系の作品がある場合には異世界召喚の先輩として纏め役を担うケースも。
キャラクターユニットとしても避けるために生まれた男と攻略本に記されるほど運動性が高く、どの作品においてもプレイヤーから寵愛を受けること請け合い。
中原氏は、『新機動戦記ガンダムW』でトロワ・バートンを演じていた頃、共演していた緑川光、置鮎龍太郎、子安武人らに「中原さんのショウ、強いですよ!」と絶賛されたのだが、本人はゲームを全くやらないため、何のことだかわからなかったという。
自身の演じたキャラがゲームに客演し、厚遇を受けていると知るのは、翌年の『第4次スーパーロボット大戦S』で再度ショウを演じることになってからである。
関連タグ
カミーユ・ビダン…同じく富野作品の主人公。空手の心得や家庭内の不和(母親の演者も同じ)、後継機が可変機であるなど共通点が多く、クロスオーバー作品では絡みも見られる。
馬神弾…同じく異世界アニメの主人公。ショウとは逆に元々は平凡な家庭であったが、異世界から現実世界へと帰還した事をキッカケに両親からは気味悪がられるようになり、最終的に一家離散する末路を辿ってしまった。
聖戦士ショウ=コハ=ザマ…『スーパーロボット大戦UX』のクロスオーバーで生まれたザマ繋がりの聖戦士。